東西冷戦のころ、ソ連政府が反米宣伝の映画を作ったことがあります。米国のニュース映画から貧民街の風景を借用したものです。
隣り合うアパートの窓と窓の間にロープが張り渡され、ボロボロの洗濯物が干してあります。「見よ、米国の貧しさを!」と。
しかし、この場面を見たソ連民衆の反応はソ連政府が夢想もしないものであったと云います。「米国の連中はこんなに沢山の下着を持っているのか!」と云うものだったそうです。
世の中には裏と表があるもので、相場の世界では“陰陽”と表現します。
そして、運と不運は背中合わせであり、「裏を見せ、表を見せて散るモミジ」となります。人生も同じではないでしょうか。
損をする人がいれば、その裏では「ニンマリ」と笑っている人もいます。
財は掻き集めるものです。
ただ、待っているだけではやって来ません。
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