昨年秋ぐらいから、日本の製造業の国内回帰や原油安が盛んに報じられています。
2つとも、日本企業の利益を一段と押し上げる好材料です。例えば、中国で生産して日本に輸入していた企業はここ数年の円安によるコスト増を回避できますし、原油安で企業のコストは減ります。
さらに、国内回帰は日本への輸入減少となるだけでなく、欧米向けの自動車の輸出量を増加させるため、日本の貿易収支を改善させます。また、原油安の貿易収支への影響は甚大です。
日経平均は09年3月に7054円と、89年の大天井3万8915円から82%も下げて大底をつけました。それから6年近く後の昨年12月に1万7935円をつけ、下げ幅の3分の1戻し(1万7674円)を達成したことで小休止していました。
しかし、昨日終値としては、2007年7月24日(1万8002円03銭)以来、7年半ぶりの高値となったことで、相場はガラリ一変してきそうです。
今年の大方の予想は2万円ですが、アベノミクスの進捗で半値戻り(2万2984円)を達成する可能性もまんざら少なくなさそうです。
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