日本株市場が再び騰勢を取り戻してきました。
円安傾向が再び進んだことに加え、自社株買いや増配など株主還元を強化する企業が増えていることも、日本株への資金流入を促す要因になっています。
確かに日本企業の自社株買いは増加傾向にあります。
東証1部企業が2014年に設定した自社株取得枠は4兆3000億円と前年比で8割強も増加しています。
取得枠に対する自社株買いの実施率も上がっており、株高を促しやすくなっています。実際、自社株買いを決めた銘柄の値動きを見ると、発表後30営業日で東証株価指数(TOPIX)を平均8%上回り、息の長い株高になっています。
また、増配を発表した企業の株価も堅調になっています。
増配銘柄は株高局面でも利益確定売りをせずに、長期保有をする投資家が多くいるのでしょう。
日経平均株価は7年7か月ぶりの水準まで上昇しておりますが、自社株買いや増配企業を狙う流れは続きそうです。
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