日経平均が1万8000円台を回復しました。
しかし、市場に過熱感はありません。何しろ全国上場3578社の47%に当たる1667銘柄はPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回っており、156銘柄は自己資本利益率(ROE)が10%以上です。
長期金利が0.4%程度なのに、配当利回りが3%以上の企業は312社、うち149社は今期の純利益が増加する見通しです。
今期の上場企業の純利益はリーマン・ショック前の水準を上回り、過去最高であるのに、日経平均は07年7月に記録した高値1万8261円をまで抜けませんが、そう遠くない時期に高値更新となりそうです。
資金需給も決して悪くありません。
企業の自社株買い、日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れ、公的年金の買いなどを合わせると、10兆円規模の買い需要があります。
相場格言では、「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ」と云いますが、今まさに“懐疑の中で育っているのでしょう”。
賢明なる投資家である皆様方には、この大相場の流れに乗り遅れないように対処して下さい。
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