安倍首相が「2020年に新憲法施行を目指す」と宣言しています。これを聞いて皆様は何をお考えになりますか?
弊社では「19年10月に予定されている消費税増税が難しくなる」のではないかと、推測します。
皆様方もご存知の通り、消費税10%への引き上げは19年10月に予定されています。周知徹底、そして移行期間を考えると、その半年から1年前には正式決定する必要があります。
しかし、20年までに新憲法を施行したい安倍首相の“改憲スケジュール”ですと、19年までに国民投票を行わなければなりません。この時期に、国民に不評な消費税増税を断行することは絶対に避けたいはずです。
それでなくても、18年は政治イベントが目白押しの状態です。天皇の生前退位と新元号の他、3選を目指す安倍首相にとって負けられない総選挙もあり、任期満了の18年末までに必ず衆院選もあります。
こうした日程を横目に、憲法改正の発議に向けた議論を進め、消費税増税を決定することは難事中の難事です。
消費税は15年10月から10%に引き上げられる予定でしたが、2度の延期で既に4年も先送りされています。2度あることは3度あるか、それとも3度目の正直となるか、安倍首相にとって「改憲宣言」が命取りとならなければ良いのですが…。
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