円高や原油高などの向かい風を乗り越えた日本企業は近年、見事なほどに打たれ強くなったと云えます。
2014年度は、日本経済がマイナス成長に沈む中、法人企業統計の企業収益は増益と、健闘しました。マイナス成長下の増益は戦後初であり、日本企業が海外で本格的に儲ける節目の年となりました。
2017年3月期、今期は上場企業の決算が減収なのに、最高益になっています。減収・最高益は少なくとも今世紀初の快挙であり、ニッポン株式会社は損益分岐点を下げ、ぐっと業務効率がアップしています。
株式市場を見ても、20世紀の大スターであった「ソニー」が見事に復活しております。今18年3月期の業績は、当時の過去最高益を超える可能性が高く、それにつれ株価も上昇、時価総額は5兆円超と電機業界NO.1です。
さらに1〜3月の電子部品受注が前年同期比12%増と6四半期ぶり、3月の工作機械受注高も同23%増と2ケタ増を記録しましたが、この2つは世界的に製造業が再び活況状態に入り始めたことを示唆しています。
このコーナーでの度々お話をしていますが、第4次産業革命、AI、自動運転、IoT、ロボットなど世界は今、新しい時代に向かっています。それを牽引するのは先端的企業だけではなく、金融を含めたサービス企業など、幅広い企業がリード役になると同時に、新時代の特恵を得ることになります。
日本株の上昇はこれからが本番を迎えることになるでしょう。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。