警視庁が昨年1年間に摘発した特殊詐欺事件で被疑者2837人のうち女が43人に上ったことが分かりました。前年の14人から約3倍に増えています。
女性の金融庁職員を装った「受け子」の他、娘や姪、孫になりすまして高齢者に電話をかけ、「トラブルに巻き込まれた」などと嘘を騙る「ワタシワタシ詐欺」も増えています。
現金受け取り役は、「金融庁職員」や「銀行協会職員」などを名乗り、スーツ姿などきちんとした服装で、丁寧な言葉遣いで「貴方のキャッシュカードが不正に利用されている」などと話し、「キャッシュカードを封筒に入れさせ、封筒ごとすり替える」手口が多いです。
また、だましの電話役は「娘や姪などの他、会社員や警察官を装い、「交通事故を起こした」「投資で失敗した」などと語り、「これから別の人間に自宅を訪問させ、おカネを受け取る」などの手口です。
警視庁によると、今年上半期(1〜6月)は、特殊詐欺で摘発した女の容疑者がさらに増加しているようです。詐欺グループが女性に目をつけ、仲間に引き入れていると見られます。
ワタシワタシ詐欺に引っかかる方は「詐欺の犯人は男だと思い込んでいる人が多い」ようです。「女であっても詐欺師かも知れないという認識を持つ」ことが大切です。
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