6月17日のこのコーナーでもお話を致しましたが、次世代移動サービス「MaaS(マース)」が実用化に動き出しました。
現在、最も流通が早いと注目されるのが、観光地での移動サービス「観光型MaaS」です。初めて足を運ぶ行楽地で、旅行者はどの移動手段が適しているか、混雑具合はどうなのか、などが分かりません。
昨今は、テレビ番組の波及効果でバスや電車を乗り継ぐ旅の仕方が人気ですが、現況では乗り継ぎに1時間以上かかるなど不自由が多いのが現実です。
地方の行楽地では、タクシーが待機していない駅や、バスが1時間に1本しかない路線もあるため、自動車で行かないと不便な所は敬遠されがちです。
MaaSで最適な移動手段をつなげるには、最適です。バス、電車、レンタカー、タクシー、飛行機など様々な交通手段がニーズに合わせてパケージ化され、定額で提供されるサービスなのです。
さらに、鉄道会社は行楽地でもMaaSだけでなく、その地区の住民向けの移動サービス「郊外型MaaS」も見据えています。利用者はスマホの専用アプリを使い、指定した乗降場所までバスを呼べる仕組みです。
MaaSという観念はまだ誕生したばかりです。これから先、急激に成長する可能性のある職種の一つであることに間違いはないでしょう。
MaaS関連に注目!
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