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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

お詫び。HPジャックに遭遇してしまいました。

 

 まずは、数日ぶりの当欄の更新でご愛読いただいている投資家の方におかれましては、なかなか更新されない「勝ちの連鎖術」コーナーに、多くのご心配をいただき誠にありがとうございます。

 実は、HPジャックに遭遇してしまい、なかなか弊社のHPが閲覧できない、更新もできない、閲覧しようとすると訳の分からない漆の食器販売や朱肉の販売サイトに飛ばされてしまうという被害に遭いました。

 

 性善説の下、古いシステムのままパスワードも変えず、継続して使用していた弊社にも落ち度がありましたが、あまり目的を持たずに、ある意味愉快犯的な今回のHPジャックには憤りを隠せません。閲覧していただいている方のためにも必死で改善にとりくみ、弊社が世話になっているIT業者の優秀なエンジニアに修復、改善していただき今日に至りました。改めて申し訳ありませんでした。

 

 十数年前にも弊社の名を騙り、未公開株の募集などに使われるという被害に遭いましたが、その時は最寄りの警察署、金融庁に報告し事なきを得ましたが、なんで弊社が?という疑問には、担当の警察の方が「社名がいいからじゃないですか」と言われたことが印象的でした。

世の中が病んでいるのでしょうか、インターネットの進歩とともに、この手の犯罪行為はなくなりません。

 

 さて、その間株式市場は弊社HP同様大荒れであり、日本が三連休の先々週末米国の2日に渡る大幅安を受け、東京市場も127日の安値からの戻り幅の半値を帳消しにしました。きっかけとなった米消費者物価指数(CPI)の予想以上の伸びですが、2%以上に上昇した長期金利は既に1.9%台前半まで下落していることから、CPIは恐らく10日木曜日の500ドル安で織り込んだと思われます。ただ、厄介なのはその後のウクライナ情勢であります。

 

 東西冷戦の蒸し返しのようになっておりますが、ただ、旧西側諸国も決して一枚岩ではなく、ここへ来て目立つのはバイデン大統領の高姿勢であります。普段から、米国は米国の事情でしか動かないと申し上げておりますが、今回のウクライナ情勢への際立つ関与も米国内での事情も関係大なようです。

 

 政権を支える軍需産業を中心とした米国軍産複合体です。バイデン大統領の国内での不人気から海外での手柄をとの目的もありますが、軍産複合体を潤すため今回も大量の(一時代を築き、現在は多少古くなった)武器をウクライナに売っております。

 

 当然欧州諸国もロシアも承知しており、ここがまたややこしいところでありますが、恐らくロシア、プーチン大統領は、バイデン大統領との距離は埋められないとの判断があるようで、現状はEU委員長のフランス、マクロン大統領の折衝が大きなカギとなっております。

 

 それでもニュースで伝わる通り、3月になるとウクライナ、ロシアの国境地帯はズブズブで戦車も埋まる湿地帯と化すようなので、季節的要因からも今週が勝負どころかと思われます。

 

 こんな状況ですと、昨年も一人負けの東京市場ですから相当厳しいと思いきや、それでも俯瞰すると意外と押し目買い勢力が目立ちます。米国市場、欧州市場と比較しても、その健闘は際立っております。別の機会に述べさせていただきますが、昨年と違って、消去法的日本株買いが進む可能性であります。

相場格言では「遠くの戦争は買い…」です。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。