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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

想像を超えるウクライナ情勢。

  

 我々素人の考えを超える水域に入ったウクライナ情勢ですが、申し上げました通り先週一週間このコーナーを更新できませんでしたが、仮に毎日更新出来ていたら恐らく結局ロシアは侵攻せず、西側諸国と落とし所を探るとの考えを述べていたと思います。

 

 「全くノー天気だね」とご批判を受けそうですが、当然筆者も軍事の専門家でも評論家でもありませんので、伝わる情報の中で双方のメリット、デメリットを考慮して考えを導き出します。そこには当然歴史的背景も勉強しますが所詮素人のにわか仕込み、ソビエト連邦時代からの複雑な背景を肌で感じることはできません。

 

 大国の長が、特に二大超大国の長が振り上げた拳は早々には治まらず、現状の姿は既に損得を超えたロシア、プーチン大統領の権謀術数の表れかと存じます。

 

 我々日本人からすると、ウクライナと言われても少々遠い国と感じますが、意外と日本のIT企業との取引も多いIT先進国のようで、プログラマー、システムエンジニアなどの数は人口比では日本などを軽く陵駕します。

 

 話は飛びますが、この騒動のなかダンマリを決め込んでいる中国の存在が気になります。北京オリンピックでも習近平国家主席、プーチン大統領の蜜月ぶりをアピールしていたようですが、当時ウクライナ情勢が未だ流動的であったことから習氏は握手すらしませんでした。

 

 ここにも習近平という人のしたたかさが見て取れますが、ウクライナ情勢が次のステージへと動き、プーチン大統領が攻勢を極めたと見るや台湾問題が非常に気になる喫緊の課題であると、筆者は非常に懸念しております。

 

 ウクライナ問題同様、私が気にかけても何の打開策にはなりませんので、相場的には現状を見ればリスクオフは免れませんが、一作日申し上げました通り押し目買い勢力も確実に動いております。東証マザーズ指数は相変わらず時価総額の大きい銘柄が下げ止まれず、指数を下に牽引しておりますが、好決算銘柄の中では下値が頑強なもの、上値を窺うものが確実に表れて来ており、十把一絡げ売られている訳ではありません。

 

 いつの世も「捨てる神あれば拾う神あり」であります。この状況から安易に戦争はないでしょうなどと希望的観測は申し上げられませんが、森を見ながらも木はしっかり見極めてまいりましょう。

歴史を見ても、開戦前夜は急騰前夜でもあります。

 

 

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