昨今、新興国の水ビジネスについて、講演やディスカッションが度々、行われております。ここで各国の専門家や関係者などが注目分野としているのが「海水淡水化」と「再利用」です。
地域別ではアジアが世界の需要の6割を占め、水不足に悩む人口が最も多い地域となっております。今後、「海水淡水化」と「再利用」両方の技術対策が進むことで、世界の水市場規模は、2007年の35兆円から、2030年には90兆円に達する見通しです。
ギリシャ危機が和らぐと世界は水ビジネス等のインフラ投資が盛んになります。日本のインフラ技術は世界でもトップクラスで、濾過膜やプラント建設では、技術的に優位な状況にあり、十分に恩恵を受ける日本企業は数多くあります。
蛇口を捻れば安全な水がでる日本にいると、なかなか気が付きませんが、新興国では使用可能水量が十分でない地域が多く、水不足は深刻化しております。世界の水需要は人口の増加や都市化、工業化を背景に今後も大きな伸びが見込まれます。
今後、日本の水処理関連メーカーから“大出世株”が出てきそです。
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