「風が吹けば桶屋が…」の例えで云えば、従来の日米経済の関係は、米国企業が「風」で「桶屋」は日本企業でしたが、現在では日本で吹いた「風」が米国経済に大きな影響を及ぼすという関係となってきました。
今回の大震災を契機に、意識されずにきた日本企業の影響力が表面に露呈してきました。これは、日本人として、もっと自信を持っていいことです。
有事でも「冷静、沈着だった日本人」。「助け合いの精神を持ち、創意工夫に長ける日本人」というすばらしい国民性も知らしめました。それが、大震災後に海外からの日本株買いを呼び込んだ一因でしょう。
震災を機に、日本の社会や産業の仕組みが大きく変わり始めております。そうした経済構造大転換の予兆を受けて、日本株の物色対象も大きく変容しました。
日本再生には「代替エネルギー」「省エネ」が絶対的なテーマです。今回の大震災がもたらした国難は、前向きに考えれば、古い価値観を一掃し国家再生の新しいグランドデザインを構築するチャンスで、新生日本に向けた力強い鼓動が始まるでしょう。
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