333メートルの東京タワーが完成したのは昭和33年でした。背番号3の巨人・長嶋茂雄選手が3番、3塁手でデビューした年でした。3の並びで実に覚えやすく、親しみやすいものでした。
そしてこの時、この東京タワーはパリのエッフェル塔を抜いて世界一高い電波塔となり、日本の復興と成長のシンボル的存在となっていきました。
この年には他にも記憶に残る様々な出来事が起きています。日本初の1万円札の発行、その図柄は聖徳太子でした。また、日清食品がチキンラーメンを発売し、これは世界初の即席ラーメンでした。
大相撲では初代若乃花が横綱に昇進となり、年6場所制もこの年から始まりました。町には、軽自動車の「スバル360CC」やバイクの「ホンダスーパーカブ」が走り、フラフープが大流行しました。後に、映画「ALWAYS三丁目の夕日」が描いた時代です。
それから半世紀が過ぎ、来月の22日には東京に新しいランドマーク「東京スカイツリー」(東京・向島地区)がオープンします。高さは634メートルに達し、世界一高いタワーとして昨年、ギネス世界認定を受けております。
その経済効果は1000億円とされており、ツリーの伸びに引っ張られるように、新時代の日本の成長を期待したいですね。
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