今、日本で話題なのは千年に一度と云われる「南海トラフ大地震」の報道です。
国内最大34メートルの巨大津波の襲来もあり得るとされた高知県のK町は戸惑いを隠せないようです。東日本大震災の教訓から、町役場の新築移転先を高台に変えたばかりなのに、そこですら海抜20メートル程度ですので、今後の危機管理はどう対処するのでしょうか。
「想定外」はもう困りますが、対処ができないほど厳しい予測が示されると、逆に無力感が幅を利かせ、人は対策に消極的になることもあると云います。まずは、冷静に受け止め、出来ることから着実に準備するしかありません。
古代ギリシャ哲学ストア派のエピクテトスは「人々を不安にさせるのは物事ではない。その物事についての意見である」という名言があります。
これは相場に当てはめても云い得て妙であります。
株式市場は云うなら、“仮定や仮説の極め”のような世界です。
不安の源である「予測」や「見通し」などを自分なりにどう判断し、どう行動を取るかが、「安心」を得るため最も重要なのでしょう。
「安心」は目に見えない価値と云います。
優れた投資顧問を持つことも「安心」と云う自己投資の一つです。
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