子供の頃、キャラメルのオマケにあったプロ野球選手カードにハマッタ覚えがあります。監督と選手9人を揃えると景品がもらえるのですが、なかなか出にくい選手のカードもあり、お小遣いをつぎ込んだものでした。
今では、この手のものは景品表示法で禁止となっておりますが、この景品表示法に抵触する可能性が浮上しているのがデジタル空間の「コンプリートガチャ」なる仕掛けです。
コンプリートガチャは、携帯電話などで遊べるソーシャルゲームの中で、有料アイテムを複数集め、一定の組み合わせが完成すると、希少なアイテムが手に入る仕組みになっております。
事前に何が出てくるか分からないのは、その昔のプロ野球選手カードと同じであり、希少アイテムを目指した結果、多額の料金を請求されたことが問題視されております。
業界大手は、早くもコンプリートガチャ廃止方針の英断をしましたが、コンプリートガチャ廃止で根本的な問題が解決されるとは云い難いのも事実です。希少カードが出る確率に関して規定がない他、アイテムを手に入れるために課金されるゲームは他にもあります。
せっかくの成長産業なのですから、健全化へのしっかりとした責任ある対応をしてもらいたいものである。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
お問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!