株式市場は“定番”の欧州危機、中国景気の減速懸念、円高再燃などを気にして神経質な動きとなっております。
しかしここで云えることは、これらの悪材料は全て二番煎じ、三番煎じであり、言い古されたことです。株価に与える影響はもうたかが知れております。
実際にNYダウやNASDAQ総合株価指数は崩れておりません。昔から「株価は株価に聞け」と、云いますが、株価から判断すれば「前述の悪材料はこれ以上、深刻化しない」と、株価は見ている証ではないでしょうか。
まして日本の場合、昨年の東日本大震災に始まり、福島原発事故、タイの洪水、超円高、国際商品価格の高騰、原油高、電力不足など、三重苦、四重苦の悲観の極みを乗り越え、日本企業の収益は回復してきております。
金融緩和に支えられた流動性相場の鉄則は、下がったら買い、上がったら売りのスタンスを貫くことです。ここは、押し目買い、吹き値売りで大きく報われるでしょう。
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