相場の流れというものは海の波のようなもので、大きな波、小さな波を常に意識しておく必要があります。つまり、株式投資では全体の大局観と目先感の両方をしっかり把握しておくことが大切です。
日々、何回も売買を繰り返すデイトレーダーでもない限り、小さな波に一喜一憂しているようではなかなか利益を出すのは難しいでしょう。小さな波より大きな波を見逃さないような判断が重要なのです。
別の言い方をすれば、今満開のツツジの花は、やがて花が散り、その後1年間は見た目には寂しい地味な木にしか見えません。
しかし、1年後には再び美しい花を咲かせ、我々を楽しませてくれます。輪廻転生と云われる自然界の摂理ですが、相場も全く同じと云えます。
足元の市場は、調整が本格化した格好となっております。この調整がいつまで続くかは時々のテクニカル指標などを確認しながらになりますが、金融緩和に支えられた流動性相場である以上、流動性相場に身をゆだね、下がったら買い、上がったら売りのスタンスを貫くことが大事です。
桜やツツジは1年周期で花を咲かせますが、昔から株式市場は「大回り3年、小回り3カ月」と云われております。そろそろ「有望株」を仕込み始めたい処ですね。
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