1978年の4月に証券業界に入ったころ、「会社寿命30年説」が云われておりました。
30年で会社がつぶれてなくなってしまうということではなく、栄枯盛衰を繰り返す中で、当時どんなに大きく伸び盛りの会社でも、優良企業としての盛りはせいぜい30年くらいである、というような意味であると理解しております。
日本の高度経済を支えた“電機三兄弟”の「シャープ」「パナソニック」「ソニー」の凋落ぶりを見れば、市場の牽引役を果たしてきた多くの優良企業が成長力を失い、株価が低迷している現状を見るにつけ、つくづく「会社寿命30年説」の重みを思い知らされます。
しかし、逆に考えれば、これから30年間伸び続ける「会社成長30年間銘柄」を見つけ出すことが、株長者への近道となります。
かつての「ヤフー」は、株式分割を繰り返し、およそ1万倍になりましたし、ユニクロを運営する「ファーストリテイリング」の株価も250倍にもなりました。「ユニ・チャーム」はここ10年間上げ続けているのです。まさにこれらの銘柄は、この「会社成長30年間銘柄」の代表銘柄であり、いつの時代でも成長する企業はあるということです。
時代の風を背中に受けて、時代の流れに乗って成長する中小型株で、ノーベル賞並の大材料を抱えた企業こそ次の「会社成長30年間銘柄」となります。
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