兜町は、個人投資家が市場に戻ってきたと賑わっております。
実際、3市場に占める個人投資家の割合は、売買代金ベースで2012年は22%に過ぎませんでしたが、13年の1月は31%、1月の最終週に限っては33%にまで増えております。
投資熱の高まりを反映して、マネー情報誌の売れ行きも好調です。
1月発売のどの情報誌も概ね昨年の販売部数を5割前後上回っており、3月号は通常の2倍を用意する予定のようです。
企業データの定番・会社四季報も品薄状態が続いており、東洋経済新報社では追加注文にも対応ができないと嬉しい悲鳴を上げております。
また、株の入門書などが目立って売れるようになってきており、大手書店では資産運用をテーマにフェアを企画するなど、株式投資のブーム再来を予感させます。
投資書籍の刊行点数を調べてみたら、戦後最大の投資本ブームと云えるのが2000年のITバブル時ですが、2013年は廃刊誌、休刊誌の復活も多くありそうで、2000年に迫る刊行数になる可能性もあるでしょう。
株式投資ブームはネット売買が中心の団塊ジュニア世代にも大きく底辺を広げ、これからも着実に確実に伸広していくことでしょう。
証券市場に従事する一関係者として、これからも証券市場の活性化と健全化を心より願っております。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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