羽田、成田両空港の発着枠拡大が注目を集めております。
国際線の発着枠拡大は、外国人観光客を日本に呼び込むカンフル剤と期待されており、アベノミクスの成長戦略のひとつ、「観光立国」の牽引役となりそうです。
羽田、成田両空港の現在の年間発着枠は、41万回と27万回ですが、これを2014年度中に羽田は44万回、成田は30万回まで増やす計画になっています。
中でも、いま注目されているのは、羽田空港の国際線の拡大です。
現在、年間6万回の発着枠がありますが、これを来年春から9万回に増枠する予定で、1日当たり80回の発着枠が40回増え、120回になります。
航空業界が固唾をのんでいるのが、増えた発着枠をLALとANAのどちらが獲得するかです。増える40枠のうち、20枠は外国の航空会社に割り当てられますが、残りの20枠を巡ってJALとANAが熾烈な獲得競争をしています。20枠の割り振りは、9月下旬に発表されます。
東京五輪開催に向け、世界各国からのお客さん様を“おもてなし”するためにも羽田、成田の発着枠拡大や首都圏空港の強化は必要不可欠で、今後の証券市場では、この関連銘柄にも注目が集まりそうです。
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