「1日、24時間だれとも会話をしないことがある」「全く外出しない日もある」と、一人暮らしの高齢者から聞きました。
そんな折に「日本郵便」が高齢者を対象にした「郵便局のみまもりサービス」を10月から全国6エリアで試行実施します。
離れて暮らす家族が契約し、主に65歳以上の高齢者を見守ります。月額1000円の基本料金で利用できるサービスは「生活状況の確認」「24時間電話相談」「かんぽの宿の宿泊割引」「会報誌の発行」の4つ。
生活状況の確認とは、「郵便局員が月1回、高齢者を訪問したり、郵便局で開く食事会に招待したときに、親の生活の様子や体調などを調べた上で、離れた家族に郵便で送付する」ものです。
また、オプションサービスもあり、その中でも使い勝手が良さそうなものが「買い物支援サービス」です。このサービスは、“富山の置き薬”のようなもので、コメや洗剤、調味料などを高齢者宅に置いておき、使われた分だけ料金を徴収します。
試験実施するのは、北海道や宮城、山梨、石川、岡山、長崎の6県の一部地域、計103郵便局で実施します。高齢者の割合が高く、買い物などが不便な所です。
来年4月から地域を順次拡大し、15年4月に全国展開の段取りです。
日本郵便の高齢者支援は時代の要請とも云えます。
親の世話を他人任せでいいのか、という批判はあるでしょうが、月1000円は安いですね。
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