このコーナーをご覧いただいている個人投資家の皆さん、一年前の日本の株式市場がどんな感じであったか覚えていますか?!
日銀の「異次元緩和」が相場にエネルギーを与えて、日経平均株価は昨年4月に約12%の上昇となりました。
5月に入れば、さらに勢いを増して「買うから上がる、上がるから買う」といった様相を呈して日経平均は5月23日に1万5942円を示現後、前場の10時過ぎから一気の暴落となってしまったのです。
あれからもうすぐ一年が経ちますが、市場では金融緩和や為替相場などの外部要因ではなく、企業の競争力そのものを見極めようとする動きが強まっております。
この理論こそ、実は米著名投資家のバッフェット氏がずっと続けていることであり、日本の株式市場が健全な方向へ進み始めた証なのでしょう。
政府の成長戦略や消費増税の影響がでる4?6月期の経済指標の発表が一段落する7月以降は、企業の実力を反映した株価形成が始まるでしょう。
すなわち、業績見通しが好調な企業の株価は上がり、円安など金融政策の恩恵以外の付加価値を生み出していない銘柄は下げると云った二極化が進むでしょう。
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