世界的な視野で見ると、意外な「日本製」が海外で人気となっています。
海外での日本製人気商品と云えば、今や自動車や電化製品だけでないのです。
アフリカの女性は、多彩なヘアスタイルを楽しむため、ほとんどの女性がカツラや付け毛を愛用しています。アフリカの大国ナイジェリアでは、日本製の高品質なカツラや付け毛が大人気で、「カネカ」(4118)のカネカロンがアフリカのシェア5割以上を占めるようになりました。
米国では、この冬の大寒波や狩猟、釣りなどの際にもむだけで使える「小林製薬」(4967)の使い捨てカイロ「Hothands(ホットハンズ)」の手軽さが受けています。さらに、アジア圏でも赤ちゃん用の「熱さまシート」の需要も伸びています。
慢性的な交通渋滞が続くタイのバンコックでは、「日本駐車場開発」(2353)の「VIP向け駐車場」の利用が広がっています。
また、「カレーの壱番屋」(7630)が“おしゃれな場所”として幅広い年齢層に支持されており、タイや中国でも客単価が700円に達するなど、日本での850円と大差はありません。
中国では、偽造紙幣も判別できる日本製のATMの紙幣の読み取り技術の高さから、「OKI」(6703)と「日立製作所」(6501)の子会社が市場を2分しています。
花好きが多い欧州では、「サカタのタネ」(1377)が販売するタネが販売数量を飛躍的に伸ばしております。
日本では人気一巡の家庭用ミシンは、今やロシアや欧州で売れています。「蛇の目ミシン」(6445)の年間販売量の9割以上が海外で売れ、販売先は100か国・地域に及んでいます。
普段は気づかれにくい「隠れた日本発の大ヒット商品」など、日本の技術が世界的にも見直されており、この傾向は6年後の東京オリンピックに向け一層強まってくるでしょう。
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