高速道路でお年寄りが車を運転しています。すると、カーラジオから「高速を逆方向へ走っている車が1台あります。気を付けて下さい」とニュースが流れてきました。
そのお年寄りが周りを見渡して驚きました。「なんや、1台どころじゃないで。全部こっちを向いて走っているやないか」
何年か前、桂文珍さんの演壇で聞いた笑い話です。落語のネタになるほど有名になってしまった“逆走”は、実際には極めて深刻な問題です。
一方、投資の世界では、大衆の逆をやることが成功の道だとされています。投資の格言で「人の行く裏に道あり、花の山」というのがあり、大勢が通る表通りではなく、裏通りを通れといっています。
学校でも会社でも多数派が正しいとされていて、国会ばかりではなく、少数派が負けるのが民主主義です。
ところが、投資は反民主主義とも云えるルールであり、少数派が必ず勝ち、多数派は必ず負けるようになっています。
バブル崩壊時の日本株がいい例で、投資家全員が株を買い、空売りなどする人が殆どいませんでした。全員が買ったらもっと上がりそうですが、法則として「必ず下がる」のです。
投資の仕組みは大多数の「負け組」が少数の「勝ち組」にお金を払うことで成立しています。だからこそ、投資で勝った人は巨万の富を手にすることができ、大多数の投資家は負けて終わるのです。
今回の新型肺炎騒ぎのように、外部環境の影響で相場が偏った動きになるときは大きなチャンスです。日本の煽るような報道を朝から晩まで毎日見せられると一般的には動けない理由にしてしまいがちですが、明らかに銘柄は育ち始めております。
ここを動かずして何時動くのか?
「投資は大衆の逆をやる 人の裏に道あり」です。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!