景気の先行指標である半導体サイクルが昨年半ばに底入れしていりことは、直近のSOX指数などを確認しても明らかであり、その上今後の次世代通信規格5Gにより、すべてのものが繋がるイノベーションを考慮すれば、何兆個もの半導体が必要であり、産業の米(半導体)への需要から世界経済は回復してゆくもの思われます。
その過程での新型肺炎騒ぎ。
先週末の日経新聞の解説に「有事」に買い向かえ!という記事がありました。
内容は過去の戦争や自然災害だけでなく、感染症リスクにも通用するというものです。
感染拡大が深刻化した後の株価の騰落率(%)
病名 一ヵ月後 三ヵ月後 半年後
SARS 8.6 16.4 21.5
鳥インフル ▲0.2 2.8 10.1
豚インフル 10.9 19.7 40.0
MERS ▲0.3 2.2 8.6
(以下省略 日経新聞引用)
株価は経済の鏡です。大きな流れが回復基調にあれば、このような有事は所詮大きな買い場の提供となってまいります。
世界各国は経済優先です。米国も今年は利上げどころではなく、何回利下げがあるかに舵が切られたと思われ、更に中国ではこの新型肺炎騒ぎを受け、すでに中小企業対策として中銀による資金提供、債務の猶予期間の延期などの対策が実行されております。
加えて三月には中国で全人代が開催され、習近平にとって経済必須です。おそらく財政出動、利下げ等が実行されると思われます。
本日は先週末のNY安を受けて、波乱の週初めとなると思われますが、付和雷同することのないよう対処してまいりましょう。
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