多くの個人投資家は損をしたくないと思っております。
それなのにある銘柄に投資して評価損を抱えると、大抵の人はその株式をイヤイヤ持ち続けて、その結果、凝り玉にしてしまいます。
何故でしょうか?!
それは「含み損を抱えた銘柄を長く保有し、逆に評価益の出ている銘柄を早く売却してしまう」という投資方法に問題があるのです。
株式投資では損失や負けを100%避ける方法はありません。投資で結果が出ていない人は自分にとって都合の悪いことに目をつぶり「まもなく状況は好転する」と勝手な判断をしてしまいます。そして、最後にはズルズルと値下がりしている持ち株を「底値圏」で売却してしまいます。
個人投資家のうち、一貫した勝者は10%未満であり、30〜40%が一貫した敗者と云われております。そして、残りの対象者が中途半端な投資技術で投資をして、その結果は行き当たりばったりです。
資産運用とは「気づき」が大事です。
長年、株式投資をやっているにもかかわらず、良い成果が得られない投資家は運用手法に自分では「気づかない問題」があるからなのです。
例えば、自己流でゴルフやテニスを始めても、なかなか上手くならないようですが、プロについてレッスンを受けたり、スクールで基本から学べば、短期間で上達する事が出来て効率的だと云われています。
実に多くの個人投資家たちが何も知らないままに安易に株式投資をしているように感じます。株式投資において「無知」とは「おカネを失うこと」と同じなのです。
現在の株式市場は大きな転機を迎えております。波乱に沈むか、チャンスと捉え大きく浮上してゆくか…。
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