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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

2023年7月アーカイブ

植田総裁は意外とマーケットフレンドリー?

  

先週の米国市場は、仮に日本時間木曜日の夜中に流れた「金融政策の修正を議論する」とのニュースがなければ、1897年以来126年ぶりの連騰記録となっていたと思われます。米国では物価上昇率の鈍化が鮮明で、利上げの打ち止め感も現実味を帯びており、記録的な失業率の低さ、堅調な消費環境からリセッション懸念も大きく後退しております。

 

先週の中央銀行の週で、ECB0.25%の利上げをしており、欧州でもユーロ安、金利低下が進み利上げの打ち止め期待も台頭し、ドイツ、イタリアなどの株価は最高値を更新し、欧州の主要株価指数「ストックス600」も20221月以来の高値となっております。

 

数々のハードルを乗り越え日欧米諸国は株高の流れに乗りつつありますが、東京市場だけは30年来株高の継続性には疑問符が投げ掛けられ続きましたが、今回はこれまで述べて来た要因からも世界を牽引しそうです。

 

注目の日銀の金融政策は、今回1%までの長期金利の上昇を許容しましたが、銀行業界からの突き上げと円安による輸入物価の上昇に配慮した面が大きく、金融緩和が終わるわけでもなく、無論引き締めでもありません。

 

植田総裁は、かねてから動き始めた賃上げの波が定着する、ディマンドプルインフレを確認するまでは緩和姿勢を継続すると申しております。すると金融政策の本格的変更は来年の春闘を見てからかと思われます。

 

今回の金融政策微修正は発表の注目点は、前日の木曜日に米国時間中にヘッドラインニュースとして流し、緩衝材として米国市場で先に織り込んでもらい、金曜日の発表に至っているところです。これは植田総裁の計算された、予想以上にマーケットフレンドリーな手腕ではないでしょうか…。

 

 

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決算ラリーは、短信読込みと冷静な胆力で。

  

FOMCでは政策金利が市場予想通り0.25%引き上げられ、5.255.5%となりましたが、パウエル議長の会見では年内もう一回の利上げに含みを残し、従来通りデータ次第の姿勢は変わりませんでした。

 

物価が2%に落ち着くのは2025年ぐらいまでかかるとの発言が伝わると、株式市場は下落に転じる場面もありましたが、1日通して概ね好感されダウは36年ぶりの13連騰となりました。

 

景気の現状についてはその成長ペースを前回「modest(控え目)」から、今回「moderate(緩やかな)」に変更されており、野村総研の井上哲也氏によれば、それほどの変化ではありませんが、見通しが明るくなったと示しておりました。

 

FOMC後、為替の円安には一定の歯止めがかかっておりますが、深夜に日銀が金利操作の修正案を議論とのニュースが流れました。市場は若干荒れるかもしれませんが、デフレ脱却の芽は潰さず市場機能に配慮し、金融緩和を続けることに変わりありません。慌てず米国市場、東京市場ともに決算ラリーに注目してまいりたいと存じます。

 

こちらも、一昨日の「レーザーテック」しかり、昨日の「アドバンテスト」も減益決算ながら、ほとんど寄り付き安値の引け高値となり、押し目買いを狙う待機資金がしっかり控えていることが窺われ、来週再来週に向けての期待値が上がります。

 

3月決算企業は経費先行の第一四半期でありますから、単純に利益が減ったからとの判断ではなく、最低でも過去三期ぐらいは遡り、進捗率を時系列で探ることをお勧めします。

 

どうしてもこの時期はイベントトレーダーが闊歩しますので、発表後すぐの株価に一喜一憂します。そのような目先の売買が一巡すると、機関投資家の太い資金が動くことは多々あり、あえてワンテンポ遅れの出動もありますので、内容吟味、決算短信読込みを絶対条件として臨んでいただきたいと存じます。

 

 

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好決算は好材料も、株価の織り込みにはムラも。

  

 米国では働き盛り世代の労働参加率が上昇しており、2000年代初頭以来の高水準で、コロナ禍以前の水準に男性はまだ届いておりませんが女性は過去最高を更新、これを受けイエレン財務長官も労働参加率の上昇が賃金上昇圧力を抑え、インフレ抑制に寄与していると述べております。

 

 昨日FRB0.25%の利上げを決定しましたが、現在FRB内では利上げを何時止めるか、ピーク金利を何時まで維持するか、以前にもまして見解の相違が深まっており、その隔たりはかなり大きくなっていると報じられております。

 

 FRBのそんな困惑を尻目に米国市場ではマクロ要因は既に消化し、各ファンドマネジャーは決算を見据えミクロの個別銘柄に資金を向かわせているようであります。

 

 この状況はそっくり今後の東京市場にも当てはまりそうですが、昨日は日米金融政策の行方を考慮し狭いレンジで静かに動いておりましたが、好決算が好材料として株価が織り込む形であれば健全な市場です。

 

 その意味で、一昨日の「レーザーテック」の好決算を株価が即日織り込まなかったことに、市場予想というよりも市場願望に届かなかったからという解説が見られましたが、昨日すんなり一昨日の高値と取っておりましたので安心しました。

 

 これから主力大型株から決算発表が始まりますが、「レーザーテック」同様数字を見ながら、動きを見ながらという資金も乱舞しますので、株価が織り込むのにムラもあるかと思われますが、好決算は好材料との確認ができれば、続く中小型株の決算発表にも好影響となると思われます。

 

 FOMC、日銀政策決定会合が予想通り終われば、外国人投資家の夏休みの取得は広がると思われますので、ミクロの局地戦が予想されます。決算ラリーが進むとともにミクロの物色対象は広がりを見せてまいりますので、日経平均は小動きでも個人投資家にとっては然程悪い相場ではないと存じます。

 

 

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東京市場は個別の決算ラリーから徐々に上値志向。

  

 米国市場はFOMCを控える中で日本に先駆けて決算発表が始まっており、現状までの進捗状況を見ると事前予想ほど悪くないようです。銀行株から始まっておりますが大手行は上方修正も見られ、懸念された中小の銀行も健闘が目立っております。

 

 米国企業は業績の見通しが悪くなると、比較的簡単に人員整理に走ります。今年になってGAFAMを筆頭に相当な企業で記録的な人員整理が行われましたが、その分業績の回復も早く、整理された労働者も然程時間を待たずに次の就業先が決まるという米国経済の底堅さも感じられます。

 

この経済のダイナミズムが米国市場を支えていると思われますが、現状はさすがに夏休みシーズンで商い面では減少傾向が見られます。FOMCでは現状の事実の追認がされるだけで、パウエル議長の発言も多少タカ派のサプライズはなく、材料出尽くしから更にファンドマネジャーの夏休みが広がりそうです。

 

遅れること東京市場も今週から主力企業が先行し決算発表が始まります。内容的には経済再開、円安、歴史的設備投資の増額などから、第一四半期ではありますがその進捗率は前向きなものが多くなると思われます。

 

決算発表は中小型株ほどブレが大きくなりがちで警戒されますが、主力銘柄の良好な決算が確認されれば、後半の中小型株の決算にもポジティブは見方が広がるのではないでしょうか。

 

 前後しましたが、今週末の日銀政策決定会合では現状の賃上げムードの定着を考えると、ここで金融政策を修正する根拠が見当たりません。従って注目すべきは今後の物価見通しのみと思われます。

 

好決算銘柄には随時資金は動くと思われますが、東京市場の決算発表も8月第二週で概ね終了しますので、その辺りから鮮明に上値を探る動きが出て来るのではないでしょうか。

 

 

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日米ともに個別の決算ラリーか。

  

  米国市場では、現状NASDAQ100指数がGAFAM+エヌビディア、テスラの7銘柄で指数寄与度が50%を超えております。この寄与度が50%を超えると強制的に40%まで下げる、ウェイト調整のための特別リバランスが昨日行われました。

 

 米国市場はダウの10連騰もあり大分視界が開けて来ましたが、夏相場に向けてこのリバランスにより若干の波乱も予想され、昨日申し上げた通り今後はどちらかというとサマーラリーというよりも、夏枯れに近い状態かと思われます。

 

 FOMCでの0.25%の利上げは既に織り込んでおりますが、パウエル議長が年内のもう一回の利上げに言及するのか、余程インパクトのあるコメントにならなければ、ファンドマネジャーの夏休みも重なり、薄商いに拍車をかける可能性もあります。

 

 東京市場もFOMCを織り込み、更に気になる日銀政策決定会合ですが、137円台まで進んだ円高が141円台まで円安に戻していることから、市場では金融政策は現状維持と見ているようです。その上での注目点は直近のインフレに対し日銀が物価見通しを上方修正するかどうかであると思います。

 

 全体指数としては日経平均の日柄調整は未だ未了と思われますが、日銀の政策決定会合が無事終了すれば、東京市場は個別銘柄の決算ラリーか…。

 

 既に売買代金は減少気味で昨日は3兆円に届きませんでしたが、好決算、好材料には資金は集まりますので、市場の期待値を考慮しアンテナを広く張っていただきたいと存じます。

 

 同じ増収増益でも市場の期待値を上回ることが重要で、更にガバナンス改革から株主還元策が求められている企業にも注意が必要で、いつ出すかは各企業の資本戦略によりますので、タイミングが市場の期待とずれると洗礼を浴びます。まずは決算短信の読み込みからです。

 

 

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日米ともに金融政策の週、全体は動きづらく個別戦略で。

  

 米国ダウは5年11か月ぶりの10日連騰を記録しました。指数採用銘柄が幅を利かせており、主力銘柄は下がっているなどといった弱気筋の意見も散見されますが、早々出る連騰記録ではありませんので、素直に市場の強さを認識すべきところであります。

 

 海外投資家もこれからサマーラリーか夏休みか悩ましいところですが、日本に来ている外国人の数を見ても久々のコロナ禍明けで前のめりになっていることが感じられ、今後8月相場に向けては少々スローダウンが予想されます。

 

 かたや東京市場は目先の日柄調整真っ只中で、7月入りから2週間で2000円弱急落した日経平均も、先週反発したもののキレイに25日線で打ち返されております。

 

 今週はビッグイベントのFOMC、日銀政策決定会合が控えておりますが、今回に至っては日銀の政策に対する関心の方が高いと思われ、それが週末の金曜日ですから益々動きづらい展開が続きそうです。

 

 森より木を見る戦略に変わりありません。動ける資金は好決算、好材料に敏感に反応しておりますので、短期で意外な値幅が稼げるのも事実であります。今週もフットワークを利かせてまいりましょう。

 

 

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日米役者交代もこちらは調整期間、個別戦略で。

  

  ひと頃はもたつく米国市場を尻目に、低金利、ガバナンス改革を旗印に快進撃を続けていた東京市場ですが、現状では完全に役者交代であります。

 

 米国市場はFRBによる金融引き締めの効果が出始めインフレはピークアウトしつつあり、さりとてGDP7割を占める個人消費は引き続き堅調で、始まった企業の決算発表は、先発組の金融機関は堅調さを示しております。

 

 また、シリコンバレー銀行の破綻以来、疑いの目で見られていた中小の金融機関も、概ね良好な数字が並び、懸念されていた金融システムに対しても安心感が台頭しております。

 

  これからIT大手、小売り、製造業と続きますが、米国企業はここまで記録的な人員整理を断行しておりますので、先の見通しも急速な回復を示唆するものと思われ、これが日本にはない米国企業のダイナミズムと思われます。

 

  傍ら、東京市場は昨日申し上げました通り、そう簡単には調整明けとは行かないようです。先週までは一日のうちの乱高下が指摘されましたが、一昨日はザラ場ボケるものの引けにかけて締まった株価に少々淡い期待を抱きましたが、そうは行きませんでした。

 

 日経平均は当初の予想通り、来週ぐらいまでは日柄整理と割り切り、当初の予定通り森より木を見る戦略で臨んでいただければよろしいかと存じます。

 

  昨日も、一昨日も好決算銘柄には好感した資金が集まっております。ただ、注意していただきたいのは全体が調整期間であると、腰の据わらない資金も集まりますので、すぐさま引くまばらの資金も多数あります。

 

  上値を買う太い資金、振り落とされるまばら資金、商い面をしっかり確認し選別して行ってください。昨日申し上げました通り一か八かのヤマを張ることもありませんで、内容を確認してからでも遅くありません。

 

 

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「相場はよく間違える」、「相場は一番正直」、どっち?

  

 理屈を並べれば悪い指標が勝っていた(懐疑の)米国市場であり、当然弱気の見通しを立てるエコノミスト、アナリストが多かったのも当然です。それでも市場はその見通しを横目で見ながらも、コツコツと報告されるデータをこなし気が付いてみれば、ダウ、SP500NASDAQは下値から20%上昇する強気相場入りとなり、強調展開を続けております。

 

 残るラッセル2000市場も強気相場入りが目と鼻の先まで来ております。決して専門家の間違いを指摘しているのではありません。もしかすると一昨日の日経新聞にも載っておりましたが、「相場はよく間違える」の通り、どこかで軌道修正するのかもしれませんが、それでも弱気論が台頭して既に半年以上経過しております。

 

 ここ来て、弱気の見通しを修正するアナリストも出始めておりますが、全体の見通しもこの有様ですから、個別銘柄には至っては更に難易度が上がるのは当然であります。

 

 少なくとも、筆者は「相場はよく間違える」のではなく、「相場は正直、相場は一番物知り」と考えます。懐疑の壁を上っていると…。

 

 昨日も申し上げました通り、米国市場は循環物色がいい形で進みつつあり、先週のSP500の大型株指数の上昇をラッセル2000がアウトパフォームして来ており、更に好循環が進むものと思われます。

 

 東京市場も昨日はザラ場中、値嵩株、金融株、内需株など目まぐるしい循環が見られましたが、昨日までとは違い引けにかけて再び締まって引けてまいりました。33772円の高値を付けたのが619日であり丁度1カ月経過、これからがイベント控えで、これで調整明けとは思いませんが、押し目買い意欲の強さを感じます。

 

 好決算銘柄にも買いの手は出ており、山を張らなくとも決算確認後の出動でも十分報われます。日経平均を横目に、基本は個別銘柄の値幅取りでよろしいかと存じます。

 

 

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先行する米国市場の循環物色に倣うか?

  

 米国市場は雇用統計、消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)の発表から、更に各経済指標も加わり、マクロの方向性が見えてきたかと思われます。ミクロの決算発表は、大手銀行のJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴから始まり、市場予想を上回る内容に市場の期待は高まっているようです。

 

 かたや東京市場は、思惑通りのインフレは然程進んでおりませんが、来週の日銀政策決定会合で植田総裁がYCC(イールドカーブ・コントロール)を調整するのか、ここが大注目でありますが、為替が137円台まで進んだ円高の環境では、調整の必要性は感じられませんが…。

 

 東京市場の物色意欲はありながら、方向感のない日柄整理の時間帯はしばら続きそうです。米国ダウ6連騰を受けた昨日は、300円強日経平均も上昇し、その後は再びマイナス圏に入るものの引けでは100円高と、ザラ場の乱高下は未だ付きもののようです。

 

 為替、日銀政策決定会合など懸念材料、更にテクニカル調整が重なる中、上値を追いきれない状況ですが着実に押し目買いも出ております。昨日もいつもの半導体値嵩株は失速しましたが、するとメガバンク、建設など内需系の銘柄に資金が移るあたりは物色意欲の減少とは思われません。

 

 これから始まる日本企業の決算発表には米国以上に期待値が高いと思われ、待機資金は手ぐすねをひいてという状態ではないでしょうか。

 

 循環物色を展開し始めたと思われますが、先行する米国市場では日本のグロース市場に当たるラッセル2000市場が、先週大型株指数をアウトパフォームしてきており、東京市場以上に循環物色の高回転が出始めております。

 

 未だプライム市場に比べて見劣りするスタンダード、グロース市場にも、そろそろ資金移動が起きてもいいころではないでしょうか。

 

 

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上値も下値も限定的な相場展開か

  

先週末の東京市場は、前日の米国高を受けて高く始まり360円高まで買われましたが、買い一巡後は190円安まで下落、その後買い戻しから210円高まで上昇し、引けは28円高と、連日の乱高下であり上値の重さと押し目買い勢力と交錯する相場展開となりました。

 

朝方はオプションSQに絡み「ファーストリテイリング」、「ソフトバンク」などが指数を引っ張りましたが、一巡後は海運市況の回復を材料とした海運株、SOX(半導体)指数の回復からアドバンテストの牽引する半導体銘柄など、好業績、好材料が資金を集める材料株相場の展開となりました。

 

一週間通して方向感は出ませんでしたが、今週の東京市場も米国のFOMC、日銀政策決定会合を控え、先週と同じく方向感のない展開が続くと思われます。8月の決算シーズンも控えていることも上値は限定的とされ、さりとて押し目買い待機資金も豊富なことから下値も限定的になると思われます。

 

マクロの方向性が見え始めている米国市場は、ミクロの決算発表が始まりますのでこちらのほうは徐々に視界が開けてくるかと思われますので、今週は一転米国市場の方が分かりやすいかもしれません。

 

 もう少々の時間が必要な、日柄整理真っ只中の東京市場ですが、決算先取りの動きも出てまいり、腕の見せどころであります。目先の乱高下に一喜一憂せず、調整明けを想定し押し目を丹念に拾う胆力が試される相場展開かと存じます。

 

 

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米国はマクロが一段落、ミクロの企業決算へ。

  

米国市場は7月に入り雇用統計、消費者物価指数(CPI)とマクロのビッグイベントが一通り通過しました。雇用統計は若干むらも感じられましたが、消費者物価指数(CPI)は明らかにインフレピークアウトを示す数値が並び、7月のFOMC1回の利上げ以降は停止の観測が出てまいりました。

 

また現状の景気に対しても、一昨日懸念の中小企業の景況感が大きく改善して来ていることが報告され、それを含め米地区連銀経済報告(ベージュブック)は経済活動が「わずかに拡大した」と示されております。

 

すなわち、インフレのピークアウトが進みつつ、経済活動も徐々に回復するソフトランディングが視野に入って来ている模様です。

 

マクロの環境が整いつつある米国では、これからミクロの決算発表が始まります。大胆な人員整理を行った後だけに、先の見通しにはポジティブなものが並ぶのではないでしょうか。

 

さて東京市場は今週末オプションSQを迎えますので、昨日為替の円高が進んでいるわりには買い物も入っており、ファストリ、ソフトバンクなど指数に絡む売買も多かったようですが、好決算、好材料銘柄には新規の資金も動いておりました。

 

東証上場企業の決算発表は8月に入ってから本格化しますので、ここからの注目点は再来週の日銀政策決定会合です。YCC(イールドカーブコントロール)の処遇については専門家の分析もまちまちですが、仮に動きがあったとしても昨年12月のようなネガティブサプライズにはならないと思われます。

 

 既に散々警戒されている事柄です。暴落と一緒で来るぞ来るぞ、で来たためしがありませんが、仮にYCCに手を付け多少なりとも株式市場が下げれば、そこは絶好の買い場と思われます。

 

 

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決算発表の時期を迎え、その眼力が問われます。

  

インフレが止まらない、傍ら金融機関が危ない、リセッションだとしばらく騒がれていた米国市場ですが、何でこうも強いのでしょうか。米国企業はこれから決算発表を向かいますが、現状までは厳しいものが多かったと思います。

 

PERでも1718倍まで買われており、上値を積極的に買える状況ではないことから、専門家の分析も厳しい理屈が並んでおりました。相場はたまに間違えるとも言いますが、三指数ともに強気相場入りしている現状ではそうとも言い切れません。

 

ジョン・テンプルトンの言葉で「総悲観で底を打ち、懐疑の中で育つ…。」の言葉通りの展開になっているのかもしれません。

 

東京市場は米国高を受けて高く始まりましたが、昨日、一昨日同様多少の上げ下げをするも、昨日は全く戻り切らず続落となり、25日線を切ってからは全くいいところがありません。

 

日経平均は32000円を割り込み、日足ではWトップを形成しましたのでしばらくは調整モードとなるでしょう。日足では下値の抵抗帯、週足では13週線辺りが節目となるかと思われます。

 

昨日は為替の急な円高を嫌気して、今までけん引役の半導体株、商社株などが売られましたが、「良品計画」「ローソン」など25月期の決算で良い物には個別に資金が動いており、売買代金を見ても調整の中でも物色意欲は減退しておらず、森より木を見る相場となりつつあります。

 

全体が日柄整理の中でも、局地戦ですが好決算、好材料には線香花火ではない継続的な資金も動きますので、材料の寄与度、トレンド分析等をしっかり把握し臨んでください。弊社は現在とあるスタンダード市場の低位株に注力中です。興味のある方はご一報ください。

 

 

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日柄整理の中での個別銘柄の局地戦の展開か。

  

米国市場は昨日申し上げました通り、消費者物価指数(CPI)発表前に各連銀総裁の講演が始まり、先にガス抜きを試みているかは定かでありませんが、タカ派発言の連発です。ただ普段はタカ派で馴らすアトランタ連銀のボスティック総裁が「利上げを止めてもいいのでは」との発言をしたことは少々サプライズでありました。

 

米国市場は追加利上げを警戒しながらもインフレピークアウト感は相変わらず強く、更に中小企業の景況感の回復も伝えられたことから、ソフトランディング予想も台頭、長期金利は3.9%台半ばまで低下しており、景気敏感株を中心に押し目買いは断続的に入っております。

 

昨日は米国高を受けて東京市場も高く始まり、10時前には400円高近くまで買われました。SOX半導体指数が2%強の上昇を受けて半導体株が引っ張りましたが、昨日同様日中乱高下、引けまで持たずに行って来いの引けとなりました。

 

佐賀県に新設する「SUMCO」のシリコンウェハー工場に経産省が750億円補助するというサプライズニュースも、ザラ場で大きく上値を追いましたが引けでは大きくボケてしまいました。

 

結局、「アドバンテスト」が一人気を吐き、日経平均を60円ほど押し上げておりましたが、実態は値下がり銘柄の方が多く、実質6日連続安の状況かと思われます。

 

全体大きな材料もなく半導体も少々食傷気味、さりとて個別銘柄には押し目買い勢力も健在であり、東証グロース市場指数が上げたのもそのような背景からかと存じます。

 

米国市場でも材料難から一時のミーム株が復活しつつあり、こちらも東京市場の個別銘柄物色の援軍になるのではないでしょうか。

 

 

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米国同様、東京市場も方向感出ず。

  

米国市場は株価指数の乱高下もありましたが、VIX恐怖指数でも一時17.01まで上がったものも次の日には14.83まで下落となり、率で言うと随分大きな乱高下となりました。

 

雇用統計の発表を受けて、利上げが年内2回を織り込みに来たとの解説がありましたが、3.7%台で推移していた米長期金利は一気に4%台に上昇、ところが日米金利差拡大から為替は円安が進むところですが、意に反し2円ほど円高ドル安に傾きました。

 

投機筋のポジション取りが影響したそうですが、米国市場は強弱材料交錯で方向感が掴めずの様子に変わりないようです。専門家の分析も弱気な見通しが増えるのもわかりますし、今週はFRB高官の発言が多いので、再びそのタカ派的内容には注意が必要ですが、データが出てもこの動きですから、タカ派発言にどの程度反応するかはなはだ疑問です。

 

昨日の東京市場も、結局は5日連続安となり昨年12月以来の記録となりました。1日通して500円弱の値幅で上昇下落を何度か繰り返す展開であり、こちらも迷っている様子が窺えました。

 

しかしながら、昨日も申しましたが外国人投資家が期待した日本の上場企業のガバナンス改革はまだ始まったばかり、デフレからディマンドプルインフレへの日銀の姿勢も続きます。恐らく日柄整理は少々続きますが、押し目買いをどのタイミングで出すか、個別銘柄は日経平均ばかり見ていると仕込みそこないます。

 

その日経平均の騰落レシオが再び90ポイント台に下落して来ました。あくまで日経平均の話ですが、6月は90台で買えば全て報われております。さて今後は…。

 

 

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雇用統計発表で、益々困難な米金融政策。

  

先週末の米国市場は、民間のADP雇用統計が予想値を倍以上上回るサプライズの数値となり、再び利上げの前のめりが懸念され、FRBADPよりも重視する雇用統計を、固唾を飲んでの結果待ちとなりましたが、結局決定的なものにはなりませんでした。

 

雇用統計は市場予想22.5万人を下回り20.9万人、更に前月分も33.9万人から30.6万人に下方修正され、前日のADP雇用とは真逆の数値が発表されましたが、傍ら、平均賃金は市場予想0.3%を上回り、0.4%増を示し、更に失業率は5月の3.7%から3.6%に改善しました。

 

データ重視のFRBも「さあどうしましょ?」が本音ではないでしょうか。先週末の米国市場も雇用統計発表時は売られて、1次時間ほどで戻りに転じ、引けにかけてはまた売られましたが終始小幅な値動き、VIX指数も16ポイントまで上昇するも再び14ポイントに戻しました。

 

結局方向感は再び出ずじまいで、更に今週はFRBの高官たちが各所で講演をいたします。タカ派、ハト派含めて見方は交錯すると思われますので、未だ時間を要することには変わりないようです。

 

東京市場は調整の欲しいところに米国雇用の不透明要因も加わり、結果的にいい押し目を形成し始めており、これで25日線も割って来ましたので、日柄整理として今月いっぱいぐらいが必要かと思われます。

 

東京市場を買う環境は全く変わっておりませんので、ここで一喜一憂し弱気に転換する必要はないと思います。各メディアは下げれば今度は上げすぎだ、バブルだなどと騒ぎますが、海外マネーの買いのスタンスに変わりありません。

 

ここからは特に個別銘柄狙いでよろしいかと存じます。

 

 

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ソシオネクスト・ショックでの狼狽売りは控えましょう。

  

米国市場では6月のFOMCの議事要旨が発表され、難しい選択だったとはいえ利上げの継続に複数の参加者が指示していたことが判明いたしました。全会一致でとは行かないことも裏付けられ、現状のFRBは改めてタカ派色が強いようで、少々相場も揺れ動いたようです。

 

しかしながら、今週は雇用に関する重要な指標が出てまいりますので、財のインフレは既にピークアウト、サービスインフレも後退し始めており、粘っこい雇用、賃金についてももう少し分かり易い数値が示されると期待しております。

 

昨日の東京市場は「ソシオネクスト・ショック」に見舞われたようです。上場から半年、ロックアップ機関が経過したとはいえ、大株主である富士通、パナソニック、日本政策投資銀行が保有する株式を全て売り出すという、誰も予想しなかったネガティブ・サプライズに市場はある意味パニックでありました。

 

昨日申し上げましたテクニカル的ポイントの25日線(32900円どころ)を午前中は保っていましたが、午後あっさり割り込むと五月雨的に売りがかさみ、一時は700円安まで売られ引けは565円安の三日続落となりました。

 

「ソシオネクスト」は4月からの上昇相場の大本命で1丁目1番地の銘柄ゆえ、個人投資家が信用買いも多くを抱えており、松井証券の窪田朋一郎氏によれば、突然のストップ安に担保を懸念した売りが広範囲に及んだと解説しておりました。

 

半導体だけではなく中小型まで売りが及んだ背景はこのような内容ですが、少し頭を冷やせば、「ソシオネクスト」の株は海外で売り出しますが、買い手は引く手あまただと思いませんか?

 

「ソシオネクスト」株自体は未だ流動的ですが、今のご時世を考慮するとあまり悪いことのようには思えません。狼狽売りなどせず少し様子を見てください。

 

 

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不安の崖を登る米国市場、循環物色が広がる東京市場。

  

米国市場では6月ぐらいから物色対象の裾野が広がり、NASDAQ100,ラッセル2000市場の中小型株にも物色の矛先が向いており、テクニカル的にはより理想的な循環物色相場となっております。

 

ただマクロに目を向けると、悪戦苦闘するFRBは、インフレファイターとしての顔と金融システムを守る顔とを持ち合わせ、更には景気にも配慮しなければならない状況は、不透明要因が多すぎてマクロ要因としてはとても楽観できない状況と思われますし、論理的裏付けを求める専門家の見通しも慎重にならざるを得ません。

 

東京市場でも23月に、当欄でも指摘したいずれ不安の崖をよじ登る相場と申し上げましたが、現状の米国市場はまさにマクロの不安の崖に当たり、登り始めているのかもしれません。

 

さて、東京市場は朝方400円近く売り込まれましたが、相変わらず半導体の一角、内需株、海運株にも押し目買いが入り、終わってみれば0.25%安と下値は限定的かと思われますが、目先は25日線の33000円割れぐらいが次の節目か思われます。

 

東証グロース市場の動きは、プライム市場に比べて未だ見劣りしますが、67月は久しぶりのIPOラッシュでありますので、そちらに資金は吸い上げられているようです。

 

新興市場のIPOは、今までもその市場内での資金移動が基本ですので、売買代金が増えて来なければ資金は循環しているだけと考えられ、IPOが商いを膨らませればその分他の銘柄の資金は吸い上げられる訳です。

 

この市場では、個別銘柄は飛ばしておりますが、全体としてはニューマネーの動き待ちかと存じます。

 

 

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極まれば転ずる、循環物色で更なる高みへ。

  

昨日の日経平均は、週初めに上げた分の半値程の330円押しましたが、決して頭を打ったわけでもなく、売り急いでいる様子も見られませんでした。投資歴の長い投資家は「七夕天井・天神底」のアノマリーを懸念する方もおられるかと思いますが、これも過去5年間は23敗であまり当てにならないようです。

 

しかしながら、オプション市場の7月限月の34000円コール(買う権利)の売買高は活況を呈し、前週末比2.3倍の4500枚超。更に35000円を買う勢いもあり、上値志向の強さが窺えます。

 

であれば市場は間髪入れずに34000円に走るかと思えば、海外マネーの多様化も含め、循環物色による調整が今の市場には必要かと存じます。

 

直近の大相場となった小泉郵政解散相場もアベノミクスも、大きな上昇を1年から2年半ほど続きましたが、こちらが過熱すれば別の対象と循環物色を熟しながら良い上昇サイクルを描いてまいりました。

 

陽極まれば陰に転ず、の論理通りの展開です。牽引役のバフェット氏の商社株が一服しておりますが、これとてここから下落に転じて行くものでもありませんし、先日大商いで上昇した海運株が再び切り返す辺りも循環物色の一環です。

 

今日の明日で、多少押し目が入っただけで目先の結論を急ぐ投資家もいらっしゃいますが、それでは継続的利益は難しいと思われます。

 

今まで日本を素通りしていた海外マネーが、一斉にまずは先物中心に回帰しておりますので、これからが循環物色、個別銘柄の魅力探しであるかと…。

 

騰落レシオでは6月は100ポイント割れがすべて買いでありましたが、昨日120を超えてまいり、この辺りからは物色対象は主力が休み、中小型に移って来ても良いタイミングかと存じます。

 

 

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米金融引き締めの傍ら、BTFPは金融緩和の芽。

  

米国では3月のシリコンバレー銀行の破綻以降、FRBは危機の広がりを予防する目的で、銀行向けに新たな流動性供給措置である「銀行ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)」を施行しております。

 

このBTFPは銀行が保有する債権を担保として差し入れると、預金や資本のポジション強化に必要な資金をFRBが供給する仕組みですが、この担保債権は最終的にFRBのバランスシートに留まるため、結果として利上げの効果は薄まり、利上げしながら金融緩和に転じているともとれる訳です。

 

緊急を強いられる銀行システムの安定と、物価高を押さえるための引き締めの相反する政策のバランスをとるための致し方ない選択とは言え、難しい舵取りは当面続きそうです。

 

東京市場は驚くほど強い展開であります。先週末の米国高から、唯一残されていたダウ30種平均が強気相場入り目前となり東京市場を後押ししましたが、更に、寄り前に発表された6月の日銀短観は7四半期ぶりに景況感の改善が報告され、市場センチメントを強気に傾けました。

 

物色対象も日銀短観の改善から設備投資計画が13.4%増の伸びとなったことから、設備投資関連銘柄が大きく伸ばし、物色の資金も先週11週ぶりに売り越した米系資金から、昨日の海外マネーは欧州系の資金が多かったようで、買いの資金の多様化も進んでおります。

 

もう少し調整が入っても良さそうなものですが、押し目待ちに押し目なしの状況で、日経平均は616日に付けた33706円を上回り、33年ぶりの高値となりました。

 

上昇の勢いは治まらず節目の34000円回復への期待も高まりそうですが、更なる物色対象の多様化を期待したいところであります。

 

 

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再三指摘の通り、世界のマネーは日本とインドへ。

  

インドの主要株価指数であるSENNSEXが先週新高値更新となりました。当欄では今年初めから、リスク回避の世界の運用資金は、特に中国からの退避が顕著となり、日本とインドに向かうと申しておりました通り、いち早くインドが新高値を更新いたしました。

 

日本の株式市場は今までアジアの一角としてのみ買われており、世界第二位の時価総額に発展した中国市場の脇役的な取り扱いで、多少組み入れておくか程度の存在価値でありましたが、昨今申しております通り賃金上昇が始まり、企業のガバナンス改革が評価され、世界での立ち位置は一変し始めております。

 

昨日の日経新聞でも、世界の上場株の合計時価総額が2023年上期に100兆ドルを回復し、ピーク時202111月に120兆ドルの86%まで回復し、この伸びを牽引したのが米国の16%増を大きく凌駕し、27%伸ばした日本株であります。

 

ただ、その東京市場でも、相変わらず驚異の空売り残を抱える日経レバ、日経ダブルインバース(日経平均が下がると儲かる)のこちらも驚異の買い残から窺えることは、この機に及んでも如何に弱気筋が多いことであります。

 

これは米国市場でも同じく未だ弱気筋が奮闘しており、いろいろ取材、調査して分かったことですが、専門家と言われる人ほど理路整然と論理建てを行い、弱気論を展開しておりますゆえ、この論理に帰する資金かと思われます。

 

米国では金利は上がっておりますし、金融機関の破綻とて未だ自信を持てません。更に、米国が可笑しくなれば必ず日本はそれ以上の影響が出るという今までのアノマリーがありますので、そこは理解できますが…。

 

米国も不安の壁に当たっているのかもしれませんが、不安の壁は常に上って来たのがこの世界です。理路整然と理屈建てた予想を覆す相場展開かと…。

 

 

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