米国ダウは5年11か月ぶりの10日連騰を記録しました。指数採用銘柄が幅を利かせており、主力銘柄は下がっているなどといった弱気筋の意見も散見されますが、早々出る連騰記録ではありませんので、素直に市場の強さを認識すべきところであります。
海外投資家もこれからサマーラリーか夏休みか悩ましいところですが、日本に来ている外国人の数を見ても久々のコロナ禍明けで前のめりになっていることが感じられ、今後8月相場に向けては少々スローダウンが予想されます。
かたや東京市場は目先の日柄調整真っ只中で、7月入りから2週間で2000円弱急落した日経平均も、先週反発したもののキレイに25日線で打ち返されております。
今週はビッグイベントのFOMC、日銀政策決定会合が控えておりますが、今回に至っては日銀の政策に対する関心の方が高いと思われ、それが週末の金曜日ですから益々動きづらい展開が続きそうです。
森より木を見る戦略に変わりありません。動ける資金は好決算、好材料に敏感に反応しておりますので、短期で意外な値幅が稼げるのも事実であります。今週もフットワークを利かせてまいりましょう。
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