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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

再三指摘の通り、世界のマネーは日本とインドへ。

  

インドの主要株価指数であるSENNSEXが先週新高値更新となりました。当欄では今年初めから、リスク回避の世界の運用資金は、特に中国からの退避が顕著となり、日本とインドに向かうと申しておりました通り、いち早くインドが新高値を更新いたしました。

 

日本の株式市場は今までアジアの一角としてのみ買われており、世界第二位の時価総額に発展した中国市場の脇役的な取り扱いで、多少組み入れておくか程度の存在価値でありましたが、昨今申しております通り賃金上昇が始まり、企業のガバナンス改革が評価され、世界での立ち位置は一変し始めております。

 

昨日の日経新聞でも、世界の上場株の合計時価総額が2023年上期に100兆ドルを回復し、ピーク時202111月に120兆ドルの86%まで回復し、この伸びを牽引したのが米国の16%増を大きく凌駕し、27%伸ばした日本株であります。

 

ただ、その東京市場でも、相変わらず驚異の空売り残を抱える日経レバ、日経ダブルインバース(日経平均が下がると儲かる)のこちらも驚異の買い残から窺えることは、この機に及んでも如何に弱気筋が多いことであります。

 

これは米国市場でも同じく未だ弱気筋が奮闘しており、いろいろ取材、調査して分かったことですが、専門家と言われる人ほど理路整然と論理建てを行い、弱気論を展開しておりますゆえ、この論理に帰する資金かと思われます。

 

米国では金利は上がっておりますし、金融機関の破綻とて未だ自信を持てません。更に、米国が可笑しくなれば必ず日本はそれ以上の影響が出るという今までのアノマリーがありますので、そこは理解できますが…。

 

米国も不安の壁に当たっているのかもしれませんが、不安の壁は常に上って来たのがこの世界です。理路整然と理屈建てた予想を覆す相場展開かと…。

 

 

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