カレンダー

<   2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アーカイブ

“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

2024年7月アーカイブ

物色資金は豊富でも、八方美人にはならずに。

 

さて米国市場は雇用関係の指標が揃う週でありますが、早速JOLTSの求人件数が報告されましたが、5月は予想外の増加するものの、その前月が下方修正されており、それを受け長期金利は中立を保ちました。

 

それも先立って会見に立つパウエル議長は、最新の経済データはインフレが再び鈍化傾向たどっていることを指摘し、今後のデータ確認はあるもののディスインフレの軌道に戻りつつあると評価しました。

 

ミクロでは「テスラ」の納車台数が予想ほど落ち込まず、株価は久々の復権となり10%高、NASDAQSP500は新高値更新となりました。

 

ADP民間雇用、更に本丸雇用統計を前に、FRBの軟化姿勢は評価できる材料であり、テレビ討論会が話題の大統領選でどちらが来ても物色対象は変われども買いの手は健在であり、後は銘柄選択のみかと思われます。

 

東京市場もTOPIX2日連続で高値を更新、日経平均も4月以降のレンジ相場を上抜けて来ております。テクニカル的にもボリンジャーバンドの収束から拡散モードに入り、モメンタムもプラス圏に浮上して来ております。

 

予定では46月期の業績が伝わる8月ぐらいかと思われておりましたが、見切り発車的な動きとなっております。昨日も申し上げましたが、3月の4万円時と景色が変わっており、当時の値嵩株一辺倒よりも物色対象が広がっている分いい傾向かと存じます。

 

金利の材料から金融株、価格競争力から損保株、AI半導体も相変わらずの材料であり、その他国策にかかわる材料にも物色資金は向かっており、まさしく循環物色の様相であります。

 

あれもこれもと浮気を起こさなければ、根拠のある銘柄にはまず相場の女神は微笑んでくれますので、チャンスの時期であればこその胆力は必要かと存じます。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。 

社会課題解決に向かう企業に活路あり。

 

米国市場は4日の独立記念日の休場、その前日も半日立ち合いとなることから全体的に薄商いとなっており全体的に方向感がありませんが、寄らば大樹でアップル、テスラなどビッグテック株に資金が逃げているようです。

 

ただ先週のテレビ討論会以降トランプ氏有利の観測からか、米国市場でも金融機関の規制緩和が再びあるのではないかと銀行株が買われたり、お馴染みのフォードやゼネラル・モーターズ、更には化石燃料銘柄が買われたりしているようです。

 

面白いことに、この討論会で両者が何回嘘を言ったかを調べて公開しているのが、ニューヨーク・タイムズのファクト・チェックであり、それによるとバイデン大統領が9回、トランプ前大統領が30回だそうです。公にこの事実が公表されてもトランプ氏有利は変わらないようで、民主党内でも候補者を変える話も出ているようです。

 

民主党内でもバイデン大統領に対する信認は極めて流動的であり、さりとてこれから新しい候補者と言っても、トランプ氏との勝負に勝てるかも含め難しい対応を迫られているようです。

 

東京市場は昨日4万円を取りましたね。TOPIXは新高値に買い進まれ物色意欲は旺盛です。3月の4万円時とはだいぶ景色も違うようで、日本の新発の10年債の表面利率が201112月以来の1.1%に設定されたことで金融株などが中心で指数を牽引しました。

 

その他にも、今問題の「KADOKAWA」に対するサイバー攻撃から、サイバーセキュリティに関する銘柄が資金を集つめたり、各保険料の値上げに価格競争力のある損保会社が買われたりと時代の要請を材料に資金は向かっております。

 

所謂、材料株相場であり「木を見る相場」であります。社会課題解決の要請に応える企業の視点で見ると、まだまだお宝銘柄が出てまいります。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。 

物色対象の広がりから値上がり上位もバラエティー豊かです。

  

米国市場は先週末に注目の個人消費支出(PCE)価格指数が発表され、予想通り弱い数値が目立ち再び早期利下げ期待が台頭し、主要三指数は続伸して始まるものの引けまで継続できませんでした。

 

先に行われたバイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会では現職のバイデン大統領の健康状態に関心が集まり、CBSの世論調査ではバイデン大統領が任務遂行に対し精神面、認知面で健康状態が十分であるとする有権者は前月の35%から27%に下落しました。

 

それでも民主党は討論会で若干の不安はあるものの、バイデン氏支持で結束するようです。この機に及び後任の候補もいませんし、トランプ氏に勝てる候補は現職バイデン氏以外ないとの結論のようです。

 

米国市場は物価の落ち着きが鮮明になりインフレ懸念は後退、もう一つの重要指標である雇用に関しては、継続的に失業保険を受けている労働者は増えておりますので、今週の雇用に関する指標が並ぶことが最大の注目点となります。

 

昨日発表された日銀短観は素材などの価格転嫁が進んだことと、半導体生産が回復したことで大企業製造業の景気判断は2期ぶりに改善しましたが、非製造業は高水準で推移するものの16期ぶりに悪化しました。

 

小売りの悪化が顕著であり、更に今後現状の為替の円安が進むようだと難しい展開も想定されるところであります。

 

東京市場は引き続き個別物色です。外需株、内需株、物色対象は広がりを見せており、値上がり率上位銘柄を見てもバラエティーに富んでおります。引き続き森より木を見る相場に変更はないかと存じます。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。

物色対象の広がる7月相場、大いに楽しみましょう。

  

米国市場は5月の個人消費支出(PCE)価格指数が前月比変わらずとなり、FRBにとってはインフレ鈍化を示唆するデータが示されました。年初から予想を上回るインフレ指標に、金融政策がどの程度機能しているか懸念が広がっていましたが、和らいだ格好であります。

 

この発表前に失業保険申請件数は若干改善、継続的に失業保険をもらっている労働者の数は結構増えていたようで、失業しても新しい仕事が見つからない様相が見えます。今週の雇用に関するデータが一層重要になって来るかと思われます。

 

さて東京市場は先週TOPIXが新高値と取りました。直近では日経平均優位の展開であったり、TOPIX優位の展開であったり、更には超出遅れていたグローし市場が注目されたりと循環物色が進みつつあり、7月相場には俄然期待値が上がります。

 

また為替が39年ぶりの161円台まで円安が進んでおり、口先介入はガンガン報道されますが実弾が飛ぶかが極めて不透明であります。イエレン財務長官から為替操作国の監視対象に指定されましてゆえ、こちらも気になるところであります。

 

ただ、日本企業はこの為替水準で第一四半期の数値は大分上振れすることが各取材で分かって来ております。そう簡単にこの円安終わりそうにないので、8月の第一四半期の発表以前に東京市場は上抜けるかと思います。

 

循環物色では光った物色対象を後から追っては決して利益に繋がりません。買う根拠を見出したら途中でへんな浮気は起こさずにまいりたいと存じます。迫力のある上昇を横で見せられると心穏やかではありませんが、「辛抱の木に金が成る」という格言もあります。

 

ご同輩、7月相場からは物色動向は更に広がり個人投資家は更に楽しめる展開と思われます。楽しく取り組んでまいりましょう。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。