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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

社会課題解決に向かう企業に活路あり。

 

米国市場は4日の独立記念日の休場、その前日も半日立ち合いとなることから全体的に薄商いとなっており全体的に方向感がありませんが、寄らば大樹でアップル、テスラなどビッグテック株に資金が逃げているようです。

 

ただ先週のテレビ討論会以降トランプ氏有利の観測からか、米国市場でも金融機関の規制緩和が再びあるのではないかと銀行株が買われたり、お馴染みのフォードやゼネラル・モーターズ、更には化石燃料銘柄が買われたりしているようです。

 

面白いことに、この討論会で両者が何回嘘を言ったかを調べて公開しているのが、ニューヨーク・タイムズのファクト・チェックであり、それによるとバイデン大統領が9回、トランプ前大統領が30回だそうです。公にこの事実が公表されてもトランプ氏有利は変わらないようで、民主党内でも候補者を変える話も出ているようです。

 

民主党内でもバイデン大統領に対する信認は極めて流動的であり、さりとてこれから新しい候補者と言っても、トランプ氏との勝負に勝てるかも含め難しい対応を迫られているようです。

 

東京市場は昨日4万円を取りましたね。TOPIXは新高値に買い進まれ物色意欲は旺盛です。3月の4万円時とはだいぶ景色も違うようで、日本の新発の10年債の表面利率が201112月以来の1.1%に設定されたことで金融株などが中心で指数を牽引しました。

 

その他にも、今問題の「KADOKAWA」に対するサイバー攻撃から、サイバーセキュリティに関する銘柄が資金を集つめたり、各保険料の値上げに価格競争力のある損保会社が買われたりと時代の要請を材料に資金は向かっております。

 

所謂、材料株相場であり「木を見る相場」であります。社会課題解決の要請に応える企業の視点で見ると、まだまだお宝銘柄が出てまいります。

 

 

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