米国市場はトランプ前大統領襲撃事件以降一層トランプラリーの色彩を強めております。資源、金融、防衛、インフラなどに資金は向かい、物色対象は一転しております。
その傍、6月の消費者物価指数(CPI)の発表から、利下げ予想が前倒しされていることからリスクオンの資金はラッセルネット2000に向かっており、新型コロナ禍以来となるペースで上昇しております。
今年下半期の米国市場は、引き続き堅調な企業業績も今までの金利高を考慮して控えめな数字が目立ちますが、金利低下とソフトランディングの実現性から今後予想をオーバーシュートして来る可能性があります。
更に今のトランプラリーを見るに、大統領選の下半期は歴史的にも株高の確率が高いので、物色対象を変えつつ上値を取る展開が続くものと思われます。
さて東京市場は今まで牽引役であった半導体株は鳴りを潜め、昨日はオランダの半導体トップメーカーASMLが好決算を発表しましたが、それでも反応は限定的で調整局面入りをしばらく続きそうです。
世界的な需要を支える半導体株に弱気を唱えるアナリストはいませんが、相当高いバリュエーションまで買っておりますので、意外と調整局面は長くかかるかと思われます。
先週もSQという特殊な週ゆえ値嵩株が買われましたが、もともと今回の相場はTOPIX先行で来ておりますので、物色対象は広がりを見せております。
従って日経平均は暴落でもしない限り参考程度に見ていただき、個別に銘柄を選定して行く姿に変わりないと思われます。昨日も日経平均のチャート形状が「宵の明星」で下げの始まりだとのお電話を数件いただきました。
確かにそうですが買い気の強いなかでは森は参考程度、木で勝負です。
弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。
米国市場はトランプ前大統領襲撃事件以降一層トランプラリーの色彩を強めております。資源、金融、防衛、インフラなどに資金は向かい、物色対象は一転しております。
その傍、6月の消費者物価指数(CPI)の発表から、利下げ予想が前倒しされていることからリスクオンの資金はラッセルネット2000に向かっており、新型コロナ禍以来となるペースで上昇しております。
今年下半期の米国市場は、引き続き堅調な企業業績も今までの金利高を考慮して控えめな数字が目立ちますが、金利低下とソフトランディングの実現性から今後予想をオーバーシュートして来る可能性があります。
更に今のトランプラリーを見るに、大統領選の下半期は歴史的にも株高の確率が高いので、物色対象を変えつつ上値を取る展開が続くものと思われます。
さて東京市場は今まで牽引役であった半導体株は鳴りを潜め、昨日はオランダの半導体トップメーカーASMLが好決算を発表しましたが、それでも反応は限定的で調整局面入りをしばらく続きそうです。
世界的な需要を支える半導体株に弱気を唱えるアナリストはいませんが、相当高いバリュエーションまで買っておりますので、意外と調整局面は長くかかるかと思われます。
先週もSQという特殊な週ゆえ値嵩株が買われましたが、もともと今回の相場はTOPIX先行で来ておりますので、物色対象は広がりを見せております。
従って日経平均は暴落でもしない限り参考程度に見ていただき、個別に銘柄を選定して行く姿に変わりないと思われます。昨日も日経平均のチャート形状が「宵の明星」で下げの始まりだとのお電話を数件いただきました。
確かにそうですが買い気の強いなかでは森は参考程度、木で勝負です。
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