もやし、鍋物、お笑い番組...。さて、この3つの共通点は何でしょうか? それは、不景気になると人気が上がるとされているものです。
内閣府の家計調査によると、一般家庭が買ったもやしは、昨年末まで10四半期、つまり2年半も増え続けているそうです。ご主人の給料が減って家計は厳しく、安いもやしで食費を節約と云ったところなのでしょう。
外食は我慢して家族で鍋を囲み、生活の不安はテレビを見て笑い飛ばす。そういえば、世界的に不況になった一昨年あたりからカレー鍋が話題になり、トマト鍋が続きました。お笑い番組も、相変わらず人気を保っているようですが...。
勿論、確かな根拠はありませんし、政府の景気判断は、8ヶ月ぶりに上方修正されました。さらに様々な指標が世界中で発信され、多くが景気回復を示す数値を出しています。
40年近く株式市場を見てきた経験から云えることは、政府の景気判断が久々に上方修正されたり、底入れ論が云われ始めると「本格的な上昇相場」に向かいます。不景気と云われているときに、手元にキャッシュを積み上げていた投資家らが、「現金を寝かしておいても損だ」と考え、株式市場に資金を投入してくるからです。
チャンスはホームに入ってくる電車のようなものです。乗り込むことで先へと進めます。
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