最近、個人投資家の方々からのご質問で多いのが「円高はどこまで進みますか?」と云う内容のものです。
結論から申し上げますと「円高も最終局面ではないでしょうか。」今はドル・ユーロに対する不安から円が過大に評価されているのが実情です。不安が収まれば、円が売られる展開になっていくと考えられます。
今後の日本の経常黒字は縮小方向ですし、投資面でも主婦や高齢者といった保守層までもがリスクの高いブラジル債券を買うなど、おカネが国外に出やすい状況です。ロングスパンで見れば、円安に向かうと判断するのが妥当でしょう。
デフレ国の通貨は高くて当然という考え方もありますが、東京のジーンズの価格が上海より安いというのはあまりにも異常な水準まで来ていると云えます。
1年後には円はドルに対していくらいくらとは云えませんが、ここからの投資を考えるなら円安を前提にした株式投資が良いのではないでしょうか。
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