IPO(新規株式公開)株の人気が回復しつつあります。今年になってから新規上場を果たした企業は15社。昨年は年間で22社でしたから、06年の188社に比べるとまだまだですが、復調傾向にあると云えます。
注目は公開価格の動向にあります。ここまで公開価格が決まった殆どの銘柄が仮条件の上限で決まっているのです。これは、機関投資家の意見で決める事前の読み以上に、個人を含めた実際の需要が強いことの裏づけです。
こうした銘柄は上場後も株価が上がることが多いとされ、銘柄の乗り換えを含めて株式市場に買いを呼び込む好循環への期待も高まります。
IPO銘柄の大半は新興市場ですが、7月上旬以降、値動きの軽い新興市場に資金が流入、株価指数の回復ペースは日経平均よりも早くなっております。
新規上場ブームのさなか2005年が、まさにそうでした。長らく冷え込んでいた新規上場株ですが、今後は大いに期待できそうです。
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