米航空宇宙局(NASA)が、今週末の5日(日本時間6日)に木星探査機ジュノーを打ち上げます。5年かけて木星へ到着する予定で、到着後は約1年間、木星を周回して内部を探ります。地球からの距離は遠く、地球から太陽までの約5倍もあります。
木星は太陽系で最大の惑星で、桁外れの大きさを誇っておりますが、実体はあまり分かっておりません。厚い雲で表面が覆われているため、表面から見えるのは、雲が描き出す渦や縞の模様だけです。
この木星探査機には、もう一つ重要な役割があります。宇宙探査用の太陽電池パネルの性能実証です。これまで木星以遠へと向かう探査機は寿命の長い原子力電池を積んでいました。太陽光が弱く、太陽電池では発電量が足りないためです。
しかし近年、米国内の世論もあり、NASAは原子力電池の利用を縮小し、今回の探査機には長さ9メートルの大型太陽電池パネル3枚で電力を得ます。
東日本大震災を境に世界中が、太陽光などの自然エネルギーを大幅に伸ばす方向に進み出しております。
「ウエストHD」(1407)、「エヌ・ピー・シー」(6255)、「サニックス」(4651)、「旭ダイヤモンド」(6140)、「フジプレアム」(4237)など、太陽光発電関連は注目です。
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