2月には「節分天井」という相場格言があります。しかし、90年代以降の節分と彼岸の頃の日経平均を比較すると、節分の方が高いケースは22年中12回に過ぎず、決してその通りではないことが分かりました。
また、過去の日経平均株価の星取表を検証したところ、2月が月足で陽線のケースは34回、陰線のケースが28回となっており、陽線の出現率は約55%と12カ月中で上から6番目となっております。
一方、需給面では外国人投資家の動向が27勝10敗と12カ月中で一番上位なのです。「節分天井、彼岸底」は、昭和時代の、過去の遺物と判断でき、弱気になる必要はないでしょう。
更に今年は、来月2月に復興庁が発足される予定で、18兆円の大型補正予算を背景にした公共投資が相場を後押しするはずで、既にその流れは1月中旬から始まっております。
そして、日経平均が順調に下値を切り上げ、戻りを試していくような相場展開になれば、市場全体のボリューム感も増し、2012年2月相場は意外な上昇相場に発展して行きそうな予感がします。
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