米国の大統領選は4年に1度、中国の共産党大会は5年に1度です。だから、20年に1回、米中の重要な政治イベントが重なる年が2012年です。
米オバマ大統領の再選は予測不能ですが、中国では胡錦濤体制が新しい政治指導部に引き継がれます。
「人事刷新の年には景気が活気付く」という習性が米中ともにあり、20年ぶりに米中景気が共に上向くなら、世界中の株式相場に好影響を与えないはずはありません。
特に日本経済にとって恩恵は計り知れません。それでなくとも「GDPを1%押し上げる」と云われている大震災からの復興事業が年明けから本格化、景気刺激効果となって表面化すると見られております。12年に限れば、日米欧の三極の中で日本が最も高い成長率を予想されております。
わが国の十干十二支では壬辰(みずのえたつ)。壬は「任」、「妊」につながり、辰は旧暦の3月、時刻は午前8時頃、方位は東南東。「人事刷新によって新しいことが期待できる良い年」という意味に捉えられます。
兜町には「辰巳天井」の言葉があり、翌年の「巳年」の天井に向かって多きく駆け上がるイメージが浮かびます。日経平均最高値38915円の前年である1988年がちょうど辰年でした。
2012年は個人投資家にとっては、楽しみな一年となりそうです。
『新春お年玉銘柄』にご期待下さい。
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