今年2012年は、世界の色々な国のトップが交代期を迎えます。
各国とも、国民の目先のニーズを重視するポピュリズムの傾向を強めざるを得ないでしょう。いずこにおいても、内政重視に終始するものと予想されます。
3月はロシアで、プーチン首相が大統領に復帰しそうですが、彼が率いる統一ロシアの勢いは頭打ちで、まずは民意掌握に注力するでしょう。
フランスもあります。崖っぷちのユーロ問題と内政への対応に忙殺されるでしょう。
秋には、世界が注目する米中のトップ人事があります。オバマ大統領が国民の審判を受けます。
胡錦濤氏から習近平氏へのバトンタッチが予想される中国は、いよいよバブル崩壊への対応準備にかからなければなりません。
このように、ポピュリズムの季節到来によって、2012年は多くの国で、グローバリーゼーションの揺り戻し現象が見られることになるでしょう。
昨年の12月16日のこのコーナーでも詳しくお話をさせて頂きましたが、2012年は、日本にとっては久々に存在感を高め、復活への地盤を固める一年となりそうです。
『新春お年玉銘柄』にご期待下さい。
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