2012年のアジアは経済成長の点から見ても特に注目しておきたい存在です。
中でもインドネシアは09年のリーマン・ショック直後でも4.6%の経済成長を達成しております。インドネシアは人口が2億3760万人と、世界第4位の人口大国で、内需が極めて強く、安定成長経済に入っております。日本の日用品、化粧品が大人気です。
また、ミャンマーはアジア最貧国と云われておりましたが、これは欧米を中心とする国際社会が制裁措置を続けたため、アジアの高成長に取り残されていたためです。しかし、制裁解除への道筋が見えてきており、日本企業のミャンマー進出がヒートアップしております。
昨年大洪水に見舞われたタイにも注目しておきたいです。一度水に浸かった工作機械はそのままでは再使用できず、メンテナンスをするか、それがダメなら買い換える必要があります。日本の工作機械メーカーには問い合せが殺到しております。
そして、アジアのもう一つの注目スポットは台湾です。台湾と中国は昨年から「経済協力枠組協定」をスタートさせ、13年1月までに関税撤廃を目指しております。そこで、日本企業は台湾企業のネットワークを活用して、中国でのビジネス拡大を目指しております。
これら4カ国は特に注目で、4カ国に進出或いは関係の深い日本企業はビジネスチャンスの拡大となり、関連銘柄は要マークです。有望関連銘柄を当社オリジナル分析スキル『相場の匠・銘柄マックス』で精査したいと思います。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!