日本の大手企業が洋上風力発電に相次いで参入しています。
遮蔽物がない海上は陸上より風の状態が良く、風力発電設備には安定した稼動が期待できます。
世界第6位の排他的経済水域を持つ日本には、洋上風力の設置適地が多くあります。2030年度時点の国内発電容量は陸上風力の2倍ほどの約1300万キロワットに達するとの試算もあり、これは原発13基分に匹敵する規模です。
今年7月には再生可能エネルギーの全量買い取り制度が始まります。太陽光発電や陸上風力により生み出された電気は電力会社に固定価格で全量買い取られるようになります。
国内では実証段階の洋上風力は、今のところ買い取りの対象に含まれておりませんが、今後各社の事業化の取り組みが進めば、買い取りの対象となる公算が大きいです。
海外では自然エネルギーの導入は風力を軸に進み、近年はデンマーク、英国など欧州では洋上風力の建設に重点が移っております。日本でも民間主導で洋上風力が普及してきそうです。
また、その関連銘柄も風車の「主軸」や「増速機」など裾野は広く、有望関連銘柄を当社オリジナル分析スキル『相場の匠・銘柄マックス』で精査したいと思います。
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