何故、定食に付いてくる「たくあん」は「二切れ」が多いのでしょうか?一切れは「人切れ」、三切れは「身切れ」を連想させ、縁起が悪いからだと聞いたことがあります。
そんな話から、永田町や霞が関のことが気になりました。
野田首相が消費税増税関連法案の前提となる「身を切る改革」として、議員定数の削減議論が進んでいないことです。
野田首相は代表的な「身切れ」改革に、国家公務員人件費の削減を挙げます。以前、民主党臨時代議士会でも平均7.8%の給与削減を実現したと強調していましたが、期間は僅か2年間だけで、同党が掲げる「国家公務員総人件費の2割削減」に遠く及びません。
逆に、新規採用を大幅に削ったことで、行政機能への悪影響が懸念されております。「身切れ」が乱暴な「人切れ」にすり替わっていないか心配です。国会議員も年約2100万円の給与から270万円(約13%)を削減しますが、これも2年間限定なのです。
とにかく「切ればいい」という姿勢では、国民の理解は得られません。
消費増税ばかりが先行する政治は、景気を冷やす方向に作用するだけで、国益を損なうだけです。
さて、暑い夏と共にロンドン五輪も日本のメダルラッシュで暑く盛り上がっております。過去の五輪では日本のメダル獲得数が多い年はその後の日経平均の上昇や景気にも好影響を与えております。国益のためにも、がんばろうニッポン!
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