ガリレオの時代は地球が動くのではなく天が動くと信じられておりました。いわゆる天動説ですが、その時代に「動くのは地球だ」(地動説)と唱えていたのがガリレオでした。
宗教上の理由もあって天が動いていないと具合が悪い支配層が現れ、遂には処刑されるに至るのですが、そのガリレオの最期の言葉は「それでも地球は動く」でした。
「竹島を訪問して韓国の領土だ」と豪語した李韓国大統領も、つまるところ天動説ですし、オリンピックの場で、「独島は韓国領土」とプラカードを掲示して政治パフォーマンスを行ったサッカー選手も、結局は驕りにも似た天動説行動で自ら墓穴を掘ったのでしょう。
『利己主義者は卵焼きを作るためだけに家を燃やす』と述べたのは英国の哲学者フランシス・ベーコンですが、支持率を高めるというほんの小さな卵焼きを作るために、日韓関係という大事な家を燃やすつもりなら愚かな行動としか云えません。
ガリレオの時代に限らず、いつの時代にも天動説はあるようです。
市場も同様に価格は乱高下しながらも、いつかは適正価格に落ち着くものです。
市場は参加者の心理が働くために時として「天動説」が信じられたり、再び「地動説」に戻ってきたりします。だからこそ、株式投資は面白くもあり、投資家はそこに魅せられるのです。
しかし、大切なことは自分なりに軸足をきっちり定めておくことです。自らの立ち位置が定まっていれば「石が浮かんで木の葉が沈む」といった異常も察知できるし、どう行動すれば沈んでいる木の葉を見つけられるかも分かってくるはずです。
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