ヘレン・ケラーが最初に覚えた言葉は「水」であると、小学生のときに習いました。目、耳、口の自由を2歳の時に失った人は、目で見て或いは耳で聞いて言葉を覚えることが出来ない。
家庭教師のサリバン先生はヘレンの左手に井戸水をかけ、右の手のひらに指で「W、A、T、E、R」と書いたのです。それが、自分の手を流れる冷たい何か、についた名前であると理解したのです。
その後の『ヘレン・ケラー自伝』の一説に水が<魂を目覚めさせ、光と望みを与え、自由にしてくれました>と、あります。
「光と望み」としての水ですが、昨今、世界の水ビジネス動向や展望について、講演やディスカッションが盛んに行われております。ここで各国の専門家や関係者などが注目分野としているのが「再利用」と「海水淡水化」です。
今後、「再利用」と「海水淡水化」両方の技術対策が進むことで、世界の水市場規模は、2007年の35兆円から、2025年には80兆円に達する見通しであり、日本の企業はキーデバイスである濾過膜やプラント建設では、技術的に優位な状況にあります。
蛇口をひねれば安全な水がでる日本にいると、なかなか気が付きませんが、日本の水処理技術は今後、世界中で必要とされていくでしょう。
日本の水処理関連メーカーに注目です。
お問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!