日銀の黒田新総裁が発言した「異次元の緩和」は株式市場に強烈な影響を与えております。4月の新年度入り後、反落していた相場がそれにより、一気に円安・株高の流れになりました。
なにしろ、いままで年に10兆円程度しか金融緩和しなかった日銀が、70兆円ほどマネタリーベースを増やすことを発表したので、円安・株高に拍車が掛かるのは当然です。
米FRB、欧州ECB、日銀という世界3大中央銀行による金融緩和バトルの第二章が始まったと判断していいでしょう。
去る4月5日の東証1部の出来高が64億株と過去最高となり、約定代金も4兆8000億円と今年最高となりましたが、株式市場では「風が吹けば桶屋が儲かる」という発想が大事です。
今回の「風」は、「過去最高の出来高」、そして「桶屋」は、「投資家」となります。今年から「信用取引の無限回転」も可能となったことから、信用取引が大人気となっておりますが、過去最高の出来高もこの「信用取引の無限回転」の影響が少なからずあるでしょう。
黒田新総裁の「異次元の緩和」によって外国人投資家の日本株への注目度はさらに高まっており、今年度中には“出来高100億株”、“約定代金10兆円”もあるでしょう。
今年の日本市場は、あらゆる面で楽しみが一杯ですね。
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