亡くなった中国の鄧小平主席が云った「黒いネコでも白いネコでもネズミを捕るネコは良いネコだ」と同じで、日本株を買い上がる海外投資家はヘッジファンドでも年金ファンドでも良い投資家です。
何しろ、日経平均4年5か月ぶりの高値更新の功労者です。
1961年の戦後の投信ブームによる相場も、89年に史上最高値をつけたバブル相場も企業の財テク買いの中で個人投資家の本格参戦が相場上昇の原動力になったことを見ると、個人投資家の株式買いブームが株式相場の高値更新のベースです。
しかし、今回の上げ相場では個人投資家は二十数年間の経済停滞、国力の低下、株価低迷などでアベノミクスを真に信じきれていないため、この相場にも乗り切れていない…。
なにしろ、あれよあれよという間に株価は4割ほど上昇してしまい、「ここから飛びつき買いしても良いか、押し目を待つべきか」という、ここまでの株高に出遅れている投資家がほとんどだという事実。
4年5か月ぶりの高値まで引っ張り上げた今回の復旧相場は海外投資家の大量買いによるものであり、過去を見ても個人投資家が大挙して市場に参入するまで強い相場は続くことになるでしょう。
「もうは、まだなり」です。
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