日本市場で企業が株式を新規に上場し、資金を調達する動きが顕著になってきました。
2013年1〜3月期は、国内の証券取引所に13社が新規に上場し、同四半期としては10年ぶりの多さとなりました。今年は日本株の上昇を背景に、高水準の上場ペースが続きそうで、成長を目指す新興企業にとって追い風となりそうです。
日経平均株価が1〜3月期に19%上昇、新株発行で資金を調達しやすい環境が整いつつあり、これからの上場予備軍も円安や景況感の改善で事業環境が良くなっております。
新規上場を長く見てきた関係者によれば、今後も新規上場が続く見通しで、2013年通年で70社程度に達する可能性もあるようです。
昨年末以降、新規上場した17社はすべて初値が公開価格を上回っており、個人を中心とする投資家も新規上場銘柄への関心を高めております。
新規上場が増加することは市場全体の活性化にもなり、公開した企業が成長し、実体経済の回復とうまくかみ合えば、資金調達の場として日本市場が磁力を取り戻していく流れにもなります。
今年の日本市場は、あらゆる面で楽しみが一杯ですね。
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