中国で鳥インフルエンザウイルスH7N9型の被害が急拡大しております。南部の上海市に集中していた感染者が、北部の北京市でも多く発生しているのです。
本来、インフルエンザは冬に流行するのが常識でしたが、新型のウイルスは気温の上昇とともに感染拡大しているのが不気味です。
インフルエンザウイルスは、鳥や豚などが媒介しますが、日本にも中国から渡り鳥が飛来するので、H7N9型の日本上陸は時間の問題でしょう。
インフルエンザウイルスが厄介なのは、常に変異していて、いつ毒性が強くなるか分からないからです。新型のH7N9型は未知のウイルスだけに、夏だって侮れません。
厚生省の報告では、既存の抗インフルエンザ薬のタミフル、リレンザ、ラピアクタ、イナビルの4つがH7N9型にも効くことが分かっています。しかし、これらの薬は発症から48時間以内に投与するのが条件です。
早期発見、早期治療が重要なのです。
初期症状は咳や発熱、喉の痛みなど軽いだけに見逃しがちにあるので、特に小さなお子さんがいるご家庭はくれぐれもご注意下さい。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!