昨今の上げ相場は2020年あたりまで続く息の長いものになるとの見方が増えてきました。景気サイクル、企業の経営者の意識向上、長期投資家の台頭など、日本株の長い上昇を裏付ける要因が見え始めています。
昨年の買いの主役はヘッジファンドなど海外の短期投資家が中心でしたが、今年に入ってからは「国内外の年金など長期の資金」が入り始めており、個人もデイトレーダーのような短期筋だけでなく、少額投資非課税制度(NISA)を通じた長期投資の個人資金がジワジワと動き出しています。
企業経営者の意識も大きく変わってきました。
長期で保有する株主に報いるため、増配に踏み切る企業が増えています。前期、上場企業の配当総額は2割増の6兆9000億円と過去最高になり、今期はさらに増える可能性が高いのです。
企業は、デフレ時代に溜め込んだ約300兆円の内部留保もようやく活用し始めました。今期の全産業ベースの国内設備投資額は、前期比15%程度増えそうです。
さらに市場関係者が注目するのが高齢化社会に向けた投資です。
2020年のパラリンピックに備え、障害者にやさしい都市づくりをすれば、そのまま高齢者にやさしい都市づくりにつながります。
建設、不動産、道路、橋梁などの業種は勿論、さらに突き詰めれば、「バリアフリー」「ヒートアイランド対策」「電気自動車」など高齢者や障害者らのニーズの高い銘柄は特に注目しておきたいですね。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。