先日、株式評論家S氏の講演に行ってきました。今日は、その時のお話をさせていただきます。
ある真夏の日、著名カメラマンがヤゴ(トンボの幼虫)の羽化の瞬間をカメラに収めようと、田んぼに行ったそうです。
沢山のヤゴの中から、「よし、こいつだ」よ、一匹に狙いを定めました。このヤゴは稲の茎をよじ上り、羽化しようとしています。背中が割れたのですが、羽がどこかに引っかかって上手く羽化できません。
かれこれ、1時間ほど経過しましたが、バタバタするばかりで…。
その時、ふと空を見上げると、羽化したトンボが乱舞しているのです。他の多くのヤゴは順調に羽化していたのです。
結局、最初に狙いを定めたヤゴはバタバタしているうちに死んでしまいました。その時、著名カメラマンの身体に異変が起こったそうです。
手足は痺れ、頭はガンガンして、今にも気を失いそうです。熱中症です。どうにか、携帯電話で119番して助けを求め、九死に一生を得るのですが、これは株式投資においても同様のことが起こり得るのです。
すなわち、ダメな銘柄に拘って、チャンスを逃がしている図です。
相場格言でも「相場に拘りは禁物!」と教えています。さらに「一徹張りの貧乏神!」とも云います。
この話はポートフォリオの見直しの重要性を示唆しています。
著名カメラマンはカメラの向きを左右に少しだけずらしていれば良かっただけのことなのです。
そう、元気なヤゴに照準を…。
株式投資では元気な銘柄にマトを絞って投資して下さい。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!
“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。